今、日本で急速にユーザー数を伸ばしているデンマーク発のフードロス削減アプリ「Too Good To Go」。2026年1月の日本ローンチからわずか半年足らずで、登録ユーザー数が60万人を突破した。物価高が続くなか、ローソンやNewDays、スーパーバリュー、アキダイといった身近なチェーン店も続々と参画しており、生活圏で手軽に利用できるサービスとしてトレンドになっている。
たとえば、都内の人気ドーナツ店「いちふじドーナツ」では、通常1個300〜450円のドーナツが3〜4個入ったセットを、たった500円で購入できるのだとか。10月は「食品ロス削減月間」。今回は、本アプリの魅力を実際の体験を交えながら紹介する。
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何が入っているかわからない「サプライズバッグ」のワクワク感
「Too Good To Go」の最大の特徴は、特定の商品を選ぶのではなく、福袋のような「サプライズバッグ」形式で購入する仕組み。アプリを開いて近くの店舗を探し、タップするだけで簡単に予約ができる。店に受け取りに行き、袋を開けるまで何が入っているかわからないドキドキ感は、ほかのサービスではなかなか体験できない。
おいしそうなパンや総菜がぎっしり詰まった袋を受け取った瞬間、「これで半額以下!?」という驚きと喜びが押し寄せてくる。いつもの店の新しい味に出合えるだけでなく、気になっていた店を開拓するきっかけにもなりそうだ。
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安さの理由は“三方よし”。「おいしくてお得」が社会貢献に
なぜこれほどまでに安く買えるのだろうか。その理由は、期限切れ間近などで廃棄されるはずだった「事業系食品ロス」を救う仕組みにある。日本の年間食品ロス量は約461万トン、そのうち「事業系食品ロス」は半数を超える約237万トンにものぼるという。
本アプリを利用することで、消費者はまだまだおいしく食べられる食品を半額以下(一部店舗を除く)でお得に購入できる。店舗にとっては、廃棄コストの削減だけでなく、廃棄を利益に変換することができ、新規顧客との出会いにもつながるのだ。
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たとえば、冒頭にあがった「いちふじドーナツ」は、導入前からおよそ90%のフードロス削減に成功し、導入後の廃棄はほとんどなくなったそうだ。さらに、購入した人の約90%以上が新規顧客という結果も出ており、店舗側にも大きなメリットをもたらしている。環境への配慮も含め、消費者・店舗・地球の三方よしを実現する画期的な取り組みだ。

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「アンテンドゥ」と「柿家すし」のサプライズバッグをレポート!
今回は、実際にアプリを使って、2店舗でサプライズバッグを購入してみた。
まずは、人気ベーカリーチェーンの「アンテンドゥ」。店に到着し、アプリの受け取り画面を見せると、奥からサプライズバッグが登場。その日に残ってしまった1200円相当の菓子パン4つを、600円で購入することができた。
栗を使った季節ならではのパンも味わうことができ、その時々で違った楽しみ方ができるのも魅力的。もちろん味は問題なく、帰宅後の軽食として堪能した。
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続いては、東京・渋谷にある「柿家すし」へ行き、通常1400円の「おまかせ海鮮丼」を700円で購入。海鮮料理ということで「作り置きだったらどうしよう」とやや不安もあったが、受け取りに行くとその場で盛り付けてくれた。

「エコ」や「社会貢献」と聞くと、少しハードルが高く感じるだけでなく、「妥協や我慢が必要」と思いがちだ。しかし、「Too Good To Go」は、手軽でおいしく楽しいアクションがそのまま環境への貢献につながるという、ポジティブで新しい選択肢を提示してくれる。
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「食品ロス削減月間」の今こそ、本アプリを開いて、近くの店のおいしい「サプライズバッグ」を探してみてはいかがだろうか。いつもの食卓が、もっと豊かでワクワクするものになるはずだ。
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