10月も下旬に差し掛かり、紅葉が見頃となるスポットが増えつつある。今回は、今見頃を迎えている紅葉名所や、この土日に本格的な色づきが期待できそうなスポットをピックアップ。過ごしやすい気候の中で秋ならではの風景を満喫しよう。

※各スポットの見頃は2026年10月22日時点の情報です。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。また、見頃分布図以外の写真は2025年以前のものです。

【北海道】まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

■【北海道】鳥崎八景の紅葉 / 鳥崎川によって生み出された渓谷美
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

国道5号線から鳥崎川に沿って自然豊かな山間部へ向かうと、眼前に美しい渓谷が広がる。河口から約4~12キロにわたる原生林の中には、8つの景勝ポイントが点在している。「屏風崖」は高さ約100メートルの断崖が続く壮大な景観が特徴で、「獅子狭間」は獅子の頭のような形をした奇岩を見ることができる。新緑や万緑の時期には緑に包まれた渓谷の美しさが際立つが、紅葉の時期になるとその景色は一変し、渓谷全体が赤や黄色に染まり、訪れる人々に鮮やかな姿を披露する。
■【北海道】北海道子どもの国の紅葉 / 日本の都市公園100選の公園にひろがる一大パノラマ
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

北海道砂川市、232.5ヘクタールの広大な敷地面積を持つ、日本の都市公園100選に選ばれた公園。公園内の大半が森林に覆われており、約80科255種の樹木や野草が自生している。カエデ類や桜、ミズナラなど、紅葉の一大パノラマが楽しめ、エゾリス、ウサギなど野生小動物も生息する自然豊かな環境。紅葉の見頃は例年10月中旬から下旬で、絶景ポイントには多くの人々が訪れる。
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■【北海道】大沼公園(散策路、大沼湖畔)の紅葉 / 秀峰駒ケ岳と湖沼の織りなす景色が美しい国定公園
色づき状況:色づき始め(※2026年10月22日現在)

大沼湖の秋の風物詩わかさぎ漁が本格化するころ、大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼などの湖畔一帯は色鮮やかに染まり始める。例年10月中旬から下旬ごろ、カエデ類や、ヤマモミジ、ブナ、ナラなどの紅葉が見頃を迎え、湖と駒ケ岳(1131メートル)を望む景色に一層鮮やかさを添える。JR大沼公園駅が近く、アクセスも便利。散策路や湖畔周遊道路の紅葉もおすすめで、徒歩や遊覧船などからゆっくりと楽しめる。特に湖畔周遊道路沿いには、大沼国際セミナーハウスや大沼駒ケ岳神社、紅葉のトンネルのようになるスポットなどがあるので、ドライブやサイクリングもおすすめだ。
【東北】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【東北・青森県】岩木山の紅葉 / 紅葉の赤と老松の緑のコントラストが見事
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

津軽富士とも称される岩木山は青森県最高峰の標高1624メートルを誇り、日本百名山にも選ばれている名峰だ。9月下旬から山肌が赤や黄色で鮮やかに色づき、日を追うごとにそれが麓へと移っていく。山頂の初雪の白と麓のオオヤマザクラの真っ赤な紅葉、老松の緑は見事なコントラストを見せてくれる。見頃は例年10月中旬。
■【東北・山形県】天元台・西吾妻スカイバレーの紅葉 / 天元台ロープウェイの眺めは朝がおすすめ
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色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

天元台の入口である白布温泉の裏手から白布三十三観音への紅葉道は、桜、イタヤカエデ、ブナなど色とりどりの紅葉がトンネルを形成している。また、秘湯「新高湯」から天元台ロープウェイの脇を流れる湯ノ入沢は、ナナカマド、ヤマウルシ、ヤマブドウの赤が美しく、白布大滝、大樽川へと流れが続く。さらに、天元台高原の南東滝見台から見る明道沢は、ナナカマド、ヤマウルシなどの深紅とダケカンバの黄色、トドマツの緑色や滝の白色が鮮やかなコントラストを作り出す。
■【東北・宮城県】スプリングバレー仙台泉スキー場の紅葉 / 展望リフトから山々の紅葉を一望する
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

仙台市の北にそびえる泉ヶ岳は、天気のよい日に太平洋なども見晴らせる眺めのいい山で、仙台周辺の紅葉の名所として知られている。スプリングバレー仙台泉は、その泉ヶ岳を利用したスキー場で、ブナやナラの黄色と赤く染まるカエデなどが楽しめる。山頂エリアまで向かう展望リフトが人気を集めており、眼下に広がる広葉樹の森が黄色に染まった姿は格別だ。約8分のリフトでの空中散歩を楽しんだあとは、山頂エリアへ。山頂エリアにある展望広場からは、山全体の紅葉をパノラマで楽しむことができる。
■【東北・福島県】磐梯横向温泉の紅葉 / 黄金色の景色に佇む由緒ある温泉地
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)
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磐梯横向温泉は、古くからその泉質のよさが謳われ、湯治場として人気の温泉地だ。「上の湯」、「下の湯」と分かれており、福島県で初めて湯治が始まった温泉とも言われている。温泉街の周囲には広葉樹の森が広がり、遠くには磐梯山を眺めることができる。なかでもシラカバやブナなどが多く、紅葉の時期には辺り一面が黄金色に染まる。
【関東】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【関東・栃木県】瀬戸合峡の紅葉 / 鬼怒川が流れる断崖を見下ろす、秋の絶景
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

鬼怒川の上流に位置する瀬戸合峡(せとあいきょう)は、凝灰岩が浸食されたことによって生まれた峡谷。川俣ダムより下流にあり、高さ100メートルもの断崖に囲まれた渓谷が2キロあまり続き、県道23号線(旧道)から見下ろすことができる。紅葉の時期は、赤、黄、緑などの紅葉樹木に岩壁の白や黒が溶け込み素晴らしい風景に。栃木県の紅葉の名所として「とちぎの景勝100選」に選ばれている。
■【関東・群馬県】白砂渓谷ラインの紅葉 / 渓谷に沿ってドライブしながら眺める紅葉
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

群馬県吾妻郡中之条町六合地区を縦断するように流れる白砂川。国道405号から292号へと国道沿いを流れており、ドライブの車窓から渓谷美が楽しめる。秋の紅葉シーズンも美しく、特に国道405号沿いの岩場の紅葉は見事だ。また、数カ所ある橋などから見下ろす白砂渓谷は、紅葉とエメラルドグリーンの川面のコントラストがおもしろい。
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■【関東・埼玉県】埼玉トヨペット秩父グリーンミューズパークの紅葉 / 約500本のイチョウ並木が彩る黄金色のトンネル
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

埼玉県秩父市にある公園、埼玉トヨペット秩父グリーンミューズパークの結いまちの道(約3キロ)の両サイドに、約500本のイチョウ並木があり、例年10月下旬から11月上旬にかけて黄葉が見頃を迎える。また、園内のせせらぎ広場では、カエデが見事な紅色に染まる姿を見せてくれる。黄葉のトンネルの中をのんびりと散策したり、スカイトレインに乗車して眺めてみたり、秋の風情を楽しむことができる。
【甲信越】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【甲信越・山梨県】南アルプス白鳳渓谷の紅葉 / 白峰三山の麓に広がる雄大な渓谷
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

白峰三山を源流域とする野呂川沿いの渓谷。例年、10月上旬から11月上旬ごろにかけての紅葉の時期には、カエデやナナカマド、ブナなどが鮮やかに色づき、晩秋には雪で山頂が白くなった北岳を背景とした、美しい景観が広がる。渓谷にかかる吊り橋からの眺めも見応えがある。バス停の横にある広河原インフォメーションセンターには、ロッカー、トイレ、売店などを完備。渓谷へ向かう南アルプス林道はマイカー規制のため、夜叉神峠または、芦安市営駐車場でバスに乗り換えが必要。
■【甲信越・長野県】富士見台高原の紅葉 / 空中散歩で味わう絶景
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色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

10月中旬から始まる富士見台高原(標高1739メートル)の紅葉は、山のふもと、中腹、山頂と3段階で色づく景観を楽しめる。リフトでは紅葉を眺めながらの空中散歩が味わえるほか、全長2500メートル、標高差600メートルのロープウェイからは、標高が上がるにつれて深まりゆく秋の景色を堪能できる。この季節ならではの雲海や南アルプスから昇る朝日も見どころだ。
■【甲信越・長野県】戸隠高原鏡池の紅葉 / 水面に四季折々の美しさを映し出す池
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

標高1200メートルの長野県戸隠高原を囲む戸隠山(標高1904メートル)や飯縄山が、色づいたカエデやモミジ、ブナなどで美しい秋の景色を見せる。特に鏡池は、池がまるで鏡のように、四季それぞれに絶妙な装いを見せてくれる。彩り豊かな山々が湖面に映るエリア屈指の紅葉スポットだ。風のない早朝は、ひときわ水面が文字通り鏡のように景観を映し出す。リアルと湖面に映る鏡像のシンメトリーが美しい。
■【甲信越・長野県】白樺高原(蓼科山)の紅葉 / 高原一帯を染めるシラカバが見事
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

長野県にある、女の神山、諏訪富士とも呼ばれる優しい姿の蓼科山は、東に八ヶ岳、西に霧ヶ峰を望み、白樺高原のシンボルと言われる。広大な草原の蓼科牧場をはじめ、神秘的な女神湖や高山植物と野鳥の宝庫、御泉水自然園など見どころ盛りだくさん。紅葉シーズンにはシラカバをはじめ、カラマツやナナカマドなどが色づき、高原一帯を美しく染め上げる。
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■【甲信越・長野県】高峰高原の紅葉 / 標高差による紅葉の移り変わりが美しい
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

標高2000メートルの高峰高原から見えるカラマツ、ナナカマドの紅葉が美しい。例年10月上旬ごろからカラマツやナナカマド、シラカバなどが色づき始め、富士山や八ヶ岳をバックに美しい黄葉を見せる。11月上旬ごろにかけて、色鮮やかな紅葉や黄葉が一面に広がり見頃となる。
■【甲信越・長野県】上高地(大正池、河童橋周辺)の紅葉 / 黄金色のカラマツがシーズン終盤を演出
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

長野県の梓川にかかる河童橋から眺める穂高連峰は、季節を問わない景勝地として名高い。秋には、コハウチワカエデ、シラカバなどから上高地の紅葉が始まり、カラマツの黄金色がシーズンの終わりを演出する。大正池や田代池の湖面には木々の紅葉が鮮やかに映る。山頂が初冠雪すると、雪の白、カラマツの黄金色、針葉樹の緑という三段紅葉を眺めることができる。
■【甲信越・長野県】米子大瀑布の紅葉 / 深山幽谷の壮大な紅葉絶景を楽しむ
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

落差89メートルの不動滝と落差82メートルの権現滝の二条の滝からなる米子大瀑布は、日本の滝百選にも選ばれている。紅葉で彩られた対岸から眺める二条の滝が並び落ちる様は壮観だ。赤や黄色に色づく木の葉や滝の絶景を楽しみながら、須坂の秋を満喫できる。「米子瀑布群」として国の名勝に指定されている。また、奥の院は、「米子のお不動さん」として庶民の信仰を集めており、日本三大不動尊の1つに数えられている。今でも修験者の道場になっているという厳かな雰囲気の中で、紅葉を眺めるのも一興だ。
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■【甲信越・長野県】赤沢自然休養林の紅葉 / 紅葉狩りと森林浴を一緒に楽しむ
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

日本三大美林の1つ、赤沢自然休養林にいたる渓谷沿いの樹林が色づき、ヒノキ林の深い緑に映える紅葉を楽しめる。樹齢約300年の天然林の中を運行する、オープントロッコもあり、乗りながら眺める極彩色の森林は圧巻。約1.5キロのふれあいの道は、車椅子やベビーカーでも散策できるバリアフリーの木道が続く。10月中旬から下旬にかけて見頃を迎える。
■【甲信越・新潟県】苗場ドラゴンドラの紅葉 / 気軽にゆったり、およそ25分の空中散歩
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

美しい渓流の上などをアップダウンを繰り返しながら進む苗場ドラゴンドラは、片道約5.5キロという日本最長の長さを誇り、およそ25分の長い時間にわたって紅葉を楽しむことができる。また、道中には、エメラルドグリーンに輝く神秘的な湖の「二居湖」や、14号柱と呼ばれる、まるで紅葉の世界に飛び込んでいくかのようなスリルを体感できるスポットもあり、迫力満点の空中散歩を満喫できる。
■【甲信越・新潟県】笹ヶ峰高原の紅葉 / 整備された歩道が設けられハイキングにも最適
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

標高1300メートルに広がる新潟県の笹ヶ峰高原には、牧場や遊歩道に季節の花々、緑豊かな木々が広がる。秋には、笹ヶ峰一周歩道(約10キロ、所要4時間)などで、紅葉を見ながらのハイキングが楽しめる。例年の色づき始めは9月下旬で、10月上旬から中旬ごろに見頃を迎える。
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【北陸】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【北陸・富山県】有峰森林文化村(有峰森林文化公園)の紅葉 / 雄大な薬師岳と有峰ダムを眼前に鮮やかな紅葉を望む
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

ダム湖である有峰湖を中心とした一帯は、富山県の有峰県立自然公園に指定されており、湖畔の有峰林道をドライブしながら湖と周辺の豊かな自然が満喫できる。標高1100メートルの高原盆地で、有峰ダム近くには有峰の歴史・自然を案内する有峰ビジターセンターがあり、公園内ではテニスやバーベキュー、遊歩道の散策も楽しめる。
■【北陸・石川県】白峰集落一帯の紅葉 / 集落全体が紅葉に囲まれている
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

石川県の白峰地区には国指定の重要伝統的建造物群保存地区があり、独特の風情ある建築物が多く存在。これらの建築物とともに見ることができる紅葉は、日本ならではの秋の絶景だ。例年、10月下旬ごろからブナやナラ、イチョウなどが徐々に色づき始め、11月上旬ごろにかけてが紅葉の見頃の時期となる。地域全体に高低差があるため、長い期間を通じてどこかしらで紅葉のピークを迎える。
【東海】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【東海・岐阜県】新穂高温泉の紅葉 / 絶景北アルプスと鮮やかな紅葉
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

山々に囲まれる飛騨・高山エリアの新穂高温泉の紅葉は、毎年10月上旬から下旬にかけて見頃となり、辺り一面が鮮やかに色づく。新穂高ロープウェイから見下ろす景色は、赤や黄色の紅葉のグラデーションが美しく、まるで絵画のよう。10月中旬を過ぎた頃からは、秋晴れの日には真っ青な空に初雪を被った北アルプスと紅葉が織り成す絶景を望むことができる。周辺には源泉かけ流しの露天風呂があり、湯につかりながら紅葉を楽しめるため多くの人でにぎわう。
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■【東海・岐阜県】御嶽パノラマラインの紅葉 / 澄んだ空気と手つかずの大自然をドライブ
色づき状況:今見頃(※2026年10月22日現在)

岐阜県道441号の鈴蘭高原へ向かう分岐から濁河温泉までをつなぐドライブウェイ。御嶽山を眺めながらのドライブを楽しめ、澄んだ空気と手つかずの自然が堪能できる。道中には大平展望台があり、紅葉の見頃時期には、赤や黄色に色づいた山々が楽しめるほか、御嶽の噴火により流出した日本一の長さの溶岩流の跡を一望できる。
■【東海・三重県】御在所岳(山上)の紅葉 / 山上散策で楽しむツツジの紅葉
色づき状況:色づき始め(※2026年10月22日現在)

御在所岳(標高1212メートル)の紅葉は10月中旬に山上から始まり、約1カ月かけてふもとの湯の山温泉街まで、ゆっくりと紅葉前線が降りていく。山上にはツツジ科の植物が多く自生し、赤や橙に鮮やかに色づく。山上公園では紅葉した木々を眺めながら自然散策が楽しめるほか、湯の山温泉から山麓へ向かう道中も秋の山岳ドライブにぴったり。山麓の駐車場に車を停め、ロープウェイで山上へ向かえば、赤や黄色に染まる山肌の大パノラマが眼下に広がる。ドライブと空中散歩を一度に満喫でき、下山後に湯の山温泉でくつろげるのも魅力だ。
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