
子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された『夜逃げ屋日記』は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、X(旧Twitter)に投稿されているなかから『夜逃げ屋日記』の78~79話を紹介するとともに、著者に当時の心境についても話を聞いた。

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夜逃げ当日、家の中で突然倒れてしまった依頼者の浦野さん。夜逃げ屋のスタッフたちが急いでかけつけ、浦野さんはしばらくの間ベッドで横になる。

その後浦野さんが目を覚ますと、同級生の宮野は「起きたか浦野」「そろそろ出発だよ」と声をかけてあげる。するとそこへジョーさんがやってきて、宮野を呼び出す。そして「あなた、ここで離脱してください」と言うではないか!?

宮野は最初意味がわからなかったが、宮野は今回の依頼者である浦野さんと同級生だ。夜逃げにおいて、移転先に関する情報は最高秘密。移転先の情報が洩れないように依頼者を知る人は、ここで退場する必要があるとのことだ。
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宮野はここで退場することを残念に思い、最後に夜逃げの漫画を描いていることを浦野さんに伝える。そして思い入れのある自作の漫画を浦野さんに渡す。

浦野さんは驚いていたが、その作品をありがたく受け取る。そして、時間になると浦野さんはトラックに乗り、宮野は「頑張れ浦野…」と言って見送るのであった。
――浦野さんに大切な作品をプレゼントしたとき、宮野さんのお気持ちをお聞かせいただけますか?
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実は当時お守りとしてずっと持ってたものがもう一つありまして、それが、初めて担当編集がついた時にもらった担当さんからの名刺なんです。名刺もらったくらいには成長できたぞ!って言う自信といいますか…。
ただそれを渡すわけにはいかないし、原稿なら渡せるなと。大作家さんの原稿とかだと、めちゃくちゃカッコいいし、誰でも欲しいと思うんですけど、無名の作家の原稿ってどうなのかなと思いつつ、喜んでくれたらいいなと。もしここで、「いやいらない」って言われたら泣きながらリュックにしまうつもりでしたが、笑顔で受け取ってくれたので心の底からうれしかったですね。
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『夜逃げ屋日記』は待望の第6巻が発売され、作者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現。夜逃げ屋に興味や関心がある人は、この機会にぜひ一度読んでみて!
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)
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