
テレビや動画配信などでもホラーや怪談が取り上げられるが、なかでも実話をもとにした怪談は、「もしかしたら自分の身にも起こるかも」という現実味が怖い。今回は、漫画家のしろやぎ秋吾さん(@siroyagishugo)がフォロワーから集めた体験談を漫画化したホラー作品を紹介する。かわいらしい絵柄から始まる物語も、油断していると一気に恐怖へと転じるのでご注意を——。
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「あの世につながる」公衆電話



かつて流行した、公衆電話から特定の番号に電話をかけると“あの世”につながるという都市伝説。3人の女の子も、試しに電話をかけてみることにする。
ところが、何度かけてもつながらない。やっぱり都市伝説なのかと思い、受話器を置いたその瞬間、突然呼び出し音が鳴り響く。子どもたちが都市伝説を楽しむ無邪気な前半から、事態が一変する後半へ。しろやぎ秋吾さんは「子供が都市伝説を楽しんでいる様子を描きたかった」と話しており、そのギャップが恐怖を際立たせている。
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2人が見た同じ“影”
ある夏の日、不登校だった少女は、古い建物の一室を利用した相談室で、相談員のKさんと2人きりで過ごしていた。少女がパソコンで心霊動画を見ていると、Kさんが「寒くない?」と言い出す。そこで扇風機を止めると、2人の前に“黒い影”が現れる。
しかも、それを見たのは少女だけではなかった。2人が同時に同じ“影”を目にしたことで、単なる見間違いとは思えない不気味さが残る。
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しろやぎ秋吾さんによると、こうした体験をした投稿者はほかにもいたという。さらに、作者自身にもまったく同じ体験があったそうで、「この作品に登場する女の子と女性が同時に“ある影”を見たということは、本当に何かいたのかもしれませんね」と語っている。
フォロワーの体験談だからこその怖さ
今回紹介した作品は、どちらもフォロワーから寄せられた実体験がもとになっている。だからこそ、単なる作り話とは違う、妙に生々しい恐怖が漂う。
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かわいらしい絵柄で描かれているからこそ、「このくらいなら大丈夫」と油断してしまう。しかし、何気ない日常の隙間から突然恐怖が入り込んでくるのが、しろやぎ秋吾さんのホラー漫画の怖さなのかもしれない。
■取材協力:しろやぎ秋吾さん(@siroyagishugo)
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