
研修旅行であった友達の体験を漫画化した退屈健(@taikutsu1)さんの「宿泊研修にて」を紹介しよう。研修旅行でバスに乗っていたO君の身に起きた奇妙で怖い体験だ。霊園を通過したとき、隣の女子に起きた異変。一体、何が起きたのだろうか?
あまり話したことのない女子が突然泣き出した



本作「宿泊研修にて」は、作者の退屈健さんが学生時代に姉から聞いていた出来事をもとに描かれた作品である。制作にあたり、当時の記憶だけでは細部が曖昧だったため、退屈さんは「具体的な状況を知るために改めて姉に聞き直しました」と語る。当時の状況を一つひとつ確かめながら描写の精度を高めていったようだ。
続きを読む
物語を形にする際に意識した点について尋ねると、「不思議でちょっと怖い話として聞いたので、怖い雰囲気を出せるように気を付けました」と話す退屈さん。実際、作中では日常の場面にわずかな違和感が忍び込み、退屈さんが抱いた"少し怖い"感覚がそのまま作中の雰囲気として反映され、読み手にも同じ温度感の怖さが伝わるように仕上げられている。
なかでも目を引くのが、笑顔でありながらどこか不気味さを帯びたキャラクターの表情だ。退屈さんも「その表情に不気味さを感じていただけるように描いたので、そちらに注目していただけたら幸いです!」と語り、本作の見どころとして強調する。笑顔という一見穏やかな表情に潜む違和感が、読者の記憶に残るポイントになっている。
続きを読む
身近な体験談をもとにしつつ、退屈さんが感じた"怖さ"を改めて物語として組み立て直した本作。日常の中にふと忍び込む不穏さを味わえる作品となっている。
取材協力:退屈健(@taikutsu1)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
記事一覧に戻る