
夜はまったり漫画三昧なんてどう?2026年上半期にバズったヒット作品をプレイバック!
普段はその態度にいらだつばかりの上司。けれど、許せてしまう「特別な日」もあるもので……?X(旧Twitter)で4コマ漫画を投稿する津夏なつな(@tunatu727)さんの作品は、感動オチからブラックなネタまで幅広いユーモアで反響を呼んでいる。「4コマ1000本ノック」と銘打ち、毎日公開を目標に創作に取り組む津夏さん。現在公開された作品は700点以上を数え、「いいね」は数万件を超えることもあるが、以前は漫画制作が未経験だったという。代表作とともに、制作の裏側を取材した。
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いらだつ上司の特別な日


2021年9月にアカウントを開設し、投稿をスタートした津夏さん。622本目の「特別な日」は、5.7万件を超える「いいね」を集めた人気作だ。
片付ける仕事が山積みなのに「今日は先にあがらせてもらうからな」と電話で告げる上司。妻の誕生日だと言われても、部下にはいつも通りの勤務日であり、「ふざけやがって」と車の中でいら立ちを隠せずにいた。
しかし信号待ちの最中、横断歩道を渡る上司を見つけた部下は「まあいいか」とため息交じりにつぶやく。大きな花束とケーキを両手に、足取り軽やかな「夫としての姿」を見たからだ。
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その光景を見た部下にとっても、許せてしまう特別な日になったというオチに、読者からは「なんか救われる」「確かにこれは許しちゃう」と多くの感想が寄せられた。
形に残る趣味としての挑戦


感動的な4コマを描く一方で、ボールになった博士が助手に「殺してくれ」と頼む「ボール博士」や、サッカーW杯で注目を集めた「VAR」を題材にした「命運を分ける1ミリ」など、ブラックな笑いや時事ネタまで多彩な題材も発表している。作品はAmazon Kindleインディーズマンガで「よりぬき4コマ1000本ノック」として無料公開中だ。
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きっかけは「形に残る趣味が欲しい」という思い。「1000本も描けばきっとおもしろい漫画が描けるようになっているに違いない!」と目標を掲げ、全くの未経験から修行を兼ねて毎日投稿を始めた。
現在は数万件の「いいね」を集める作品も複数あるが、初期は認知されず、津夏さん自身も「手探りで描いていた初期の作品はあまりに下手くそなので直視できなくなりました(笑)」と話す。
潮目が変わったのは約8カ月後。243本目の「ボール博士」が5000件の「いいね」を超え、「この1本がバズったおかげで、急激にたくさんの方に読んでもらえるようになりました」と振り返る。
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日々のアイデアは仕事中に思いつくことが多いそうだ。「なかなかいいネタが思いつかないときは、ほかの方が描いた4コマ漫画を読んだりします。自分には思いつかないようなネタはとても刺激になりますし、このテーマだったら、自分ならどういうオチをつけるかなぁなんて考えながら、ネタの構成を考えることもあります」とノウハウを吸収している。
そうして続けてきた1000本ノックも折り返しを過ぎ、800本目も間近に迫ってきた。「自分のために始めたことでしたが、今はたくさんの人に楽しんでもらいたいという思いの方が強くなりました」と感謝を表す津夏さん。
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「とにかくとにかくおもしろい漫画、そして多くの人に読んでもらえるような作品を今後も目指して描きたいと思っています。今まで挑戦したことのないジャンルにも挑戦していきたいですし、本数を重ねるごとにステップアップしていき、よりたくさんの方に読んでもらえるようになっていることが今の目標です」と、創作活動のその先を教えてくれた。
取材協力:津夏なつな(@tunatu727)
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