
「いい?約束だよ。このことは私たち姉弟だけの秘密なの」——。埼玉県北部の町で暮らす和合家の4人姉弟。彼らには、5年前から共有している“ある秘密”があった。前半はテンポのよい姉弟コメディとして進みながら、後半で空気が一変する作品『和合家ごっこ』に、「まさかの展開」「読み終えて震えた」といった声が続出している。




和合家は個性の大渋滞だ。長女・里英は大学2年生で少し買い物のセンスが独特。長男の英和は人はいいがかなりのおバカで、次男の和希は頭脳派ながら口が悪い。そして末っ子の希里は空気を読まない発言マシーンという、なかなかにクセの強い4人である。口論は絶えないがなんだかんだ仲はよく、テンポのよい掛け合いにクスクスと笑わされる。
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しかし、後半に入ると物語は急に感情を揺さぶられる展開を見せる。前半のコメディ色が強いからこそ、真相が見えてくるにつれて空気がガラリと変わり、「何とも言えない気持ちになった」「しんみりした」という声が寄せられている。読者からは「姉弟の真相を知ってすごく驚いた」「最後まで読むと4人の在り方が尊い」「クスクス笑いながら読んでたら、一瞬にして泣きたくなった」などの感想が相次いだ。
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「掛け合いを楽しく」作者が込めた思い
作者の墨染清(@sumizomesei)さんは、「せっかく4人姉弟にするなら、性格も見た目もそれぞれ違った方が掛け合いが楽しくなりそうだと思った」と語る。まず天然気味の長女を考え、そこからツッコミ役の次男、次男と相性の悪い能天気な長男、さらに自由奔放な末っ子という順でキャラクターを組み立てていったという。
本作はpixivに初投稿した漫画であり、墨染さんは「予想以上に多くの方に見ていただけて、本当に驚きました」と振り返る。「うれしくて1日に何度もコメント欄を覗いていました(笑)。私が思っていた以上に、こういう形の姉弟を前向きに受け取ってくださる方が多くて、とてもうれしかったです」と感謝を語った。
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「おもしろかった」「何度も読み返している」と高評価が集まる『和合家ごっこ』。まだ読んでいない人は、ぜひこの感情の揺さぶりを体験してみてほしい。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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