
どものころから漫画が好きで、ユーモアあふれる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描く「夜逃げ屋日記」は、SNSでも多くの反響を呼んでいる。今回は第14話を紹介するとともに、お金を返さない人や社長の勘について作者に話を聞いた。




「絶対裏切らない」と涙した依頼者の豹変
宮野は依頼料に相当するお金が入った封筒を、依頼者の大崎さんに渡す。大崎さんと息子のソウスケ君はいきなり泣き出して感謝し、「こんなに人にやさしくしてもらえたの初めてで…だから絶対あなたのこと裏切りません。どうかそのお金を貸してください」と宮野の目をまっすぐ見て懇願した。
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大崎さんの夜逃げは無事に終わった。しかし、約束した翌月15日になっても貸したお金は1円も戻ってこない。約束と違うと思った宮野は、大崎さんの新居を訪ねる。インターホンを鳴らして出てきた大崎さんに貸したお金のことを話すが、彼女は「誰ですか?あなた」とまるで知らない人のように言う。宮野が名前を名乗るも、大崎さんは宮野を突き放すように肩をたたき、「気持ち悪い」「死ね」と言い放って扉を閉めてしまう。
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恩をあだで返された果ての絶望
恩をあだで返された宮野は、頭に血がのぼり何度もインターホンを鳴らす。ドアの前で待つこと3時間、やってきた警察官に「不審者に付きまとわれて困っていると通報があった」と告げられる。事情を話すが、借用書がないため「貸した証拠がないなら、君がうそをついているかもしれない」と言われ、宮野は静かに泣くしかなかった。
大崎さんのように借りたお金を返さない人について、宮野さんは「怒りを通り越して呆れるとよく聞きますが、そのときは通り越さずに怒りの感情でいっぱいでした。ただ、警察が来るとさすがに冷静になり、絶望しました」と当時の心境を明かす。
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また、作中に登場する社長の勘の鋭さについては「めちゃめちゃ鋭いです。動物的な勘が備わっているのだと思います」と語ってくれた。今後の展開が気になるところだ。
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