
『戦国コミケ』や『新しいパパがどう見ても凶悪すぎる』など、数々の人気作でファンを魅了し続ける漫画家の横山了一さん(@yokoyama_bancho)。
今回は、彼の代表作であり10巻が発売されたばかりの『どちらかの家庭が崩壊する漫画』を紹介する。
最新巻の後半からスタートする“超”年の差カップルをめぐる新たな物語について、作者に制作秘話を聞いた。


続きを読む
75歳夫×21歳妻、77歳妻×22歳夫の衝撃
10巻の後半から展開されるのは、50歳以上も年が離れた2組の夫婦による新たな「崩壊物語」だ。登場するのは、75歳の金満治郎と21歳のみつき、そして77歳の西園寺さゆりと22歳のキリト。この2組に共通しているのは、年上の配偶者が「圧倒的なお金持ち」であるという点だ。みつきやキリトが結婚を選んだ目的は、純粋な愛なのか、それとも莫大な財産なのか。読者の予想を裏切る方向へと、物語は不穏に加速していく。
この「年の差婚」という強烈な設定は、どのようにして生まれたのか。横山さんによれば、もともとネットに投稿した短編漫画がきっかけだったという。「年配の男性と若い女性の年の差夫婦を描いたお話があり、それがけっこうウケたので、長編として膨らませた形です」と振り返る。
続きを読む
ネットでウケた短編を長編へと昇華
さらに物語の対比を際立たせるため、意図的にもう1組の夫婦を追加したそうだ。「すでに1組の夫婦を出していたので、それと対照的に『年配の女性と若い男』の年の差夫婦をデザインしました。そして、4人のキャラクターに合うような名前をつけていった感じです」と、キャラクター誕生の裏側を明かしてくれた。
本作は、単に崩壊していく家庭を描くだけでなく、登場人物たちの秘めた思いや人との絆、そして泥沼からの再出発も丁寧に描かれている。10巻の前半まで続いた薬師寺家・毒山家編を経て、全く新しいフェーズへと突入した家族の物語。彼らがどんな結末を迎えるのか、ぜひその目で見届けてほしい。
続きを読む
取材協力・画像提供:横山了一(@yokoyama_bancho)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
記事一覧に戻る