
シルバーウィークはお家でのんびり漫画三昧?本稿では2026年上半期にバズった漫画を紹介。
自身の発達障害に関する特性や体験談を発信している春野あめさん(@AmeHaruno)。実習中に「はかりの上に物を置かないでね」と注意されただけで、「攻撃された」と感じて泣いてしまった体験などを描く。漫画『発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた』より、「ちょっとした言葉を攻撃と感じる」ケースを紹介するとともに作者に話を聞いた。
※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
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理解されにくい発達障害




特性による失敗体験や当時の思考回路などを描いた本作。「わざとやってるの?」など、発達障害は理解されにくく、当事者はその都度傷ついている。蓄積された体験はネガティブな思考につながりやすく、「自分はダメな人間」と落ち込んだり怒りとなって発散したりする人もいるという。
本作を描いた経緯について、「自分が周りの人たちを振り回した経験を描くのは勇気がいったが、発達障害について詳しく描き、いろいろな人に知ってほしい気持ちがあった」と語る。実際に起こした対人トラブルをもとに、当時の思考回路や特性を解説。周りとの調和をとるための工夫や支援の窓口など、あらゆる方面から改善策を考えている。専門的な部分は臨床心理士の中島美鈴先生が監修しており、実例方式でわかりやすいのが見どころだ。
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自己理解を深める大切さ
春野さんは診断を受けてから特性を理解し、二次障害と向き合える状態になるまで8年もかかったという。たとえば、仕事で手が空いたときに「適当にほかのことやってて」と言われ、YouTubeを見て呆れられたことがある。アバウトな指示だと話の意図が汲み取れない事例だ。ほかにも「融通がきかない」など、ASDやADHD傾向の特性に分かれた13のケースが描かれている。
「他者とは比べられないため、自分なりに努力や我慢をしている人も多いはず。もし悩んだらすぐに心療内科に行き、発達検査を受けられるなら受けてみてほしい」と呼びかける。診断の有無にかかわらず、自分の特性を知ることで、これまでどこでつまずいてきたのかがわかるはずだと語る。「どんな生き方をして、どんなことに傷ついてきたのか。一歩一歩自分を知っていくことが大切。自己理解の足しにしてもらえたらうれしい」と、少しでも生きやすくなるための方法を提案してくれた。
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取材協力:春野あめ(@AmeHaruno)
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