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文字を書いた紙の上に10円玉などの硬貨を乗せ、鳥居のマークに指を添えて質問を投げかける占い「こっくりさん」。かつて全国の小中学生の間で大ブームを巻き起こす一方、取り憑かれる・呪われるといった不吉な都市伝説でも知られている。
ブログやSNSで募集した体験談を漫画化し、書籍化されるなど大きな話題を呼んでいるのが漫画家・しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さんだ。今回は、フォロワーの実体験をもとに描かれた短編ホラー漫画『こっくりさん』のエピソードとともに、制作のこだわりや体験談ホラーの魅力についてしろやぎ秋吾さんに話を伺った。
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終われない焦りと不気味な答え……。「遊びでもやるもんじゃない」読者も震える恐怖の瞬間



小学生のころ、友人たちに誘われて気乗りしないまま「こっくりさん」をやることになった体験者の女性。不気味さを感じ、早々に「おかえりください」とお願いして終わらせようとするものの、硬貨が示した答えは冷酷な「いいえ」。
さらに、友人が意中の相手について尋ねると、鳥居から滑り出した硬貨は「もうしんでいる」という不穏すぎる文字を辿り始めて――。
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怪異の正体が見えないからこそ背筋が凍りつく展開に、読者からは「小学生のころ流行ったけど本当に危ない」「軽い気持ちで遊ぶもんじゃない」と震え上がるコメントが数多く寄せられている。
「怖い絵を描かずに怖がらせたい」体験談ならではの身近さと恐怖の演出
実話をもとにしたホラー漫画を描く魅力とこだわりについて、しろやぎ秋吾さんは次のように語る。
「体験談はプロの怪談師さんの話とは違って『見えた気がした』という曖昧さがあり、根拠がないからこそ身近に感じられる良さがあります。『この人はどんなことを考えて、どう怖く感じたんだろう?』と想像しながら描くのが楽しいですね」
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また、体験談を選ぶ基準や作画の工夫についても、「いろいろな種類の怖さを届けたいので、エピソード選びには特にこだわっています。そして、なるべくグロテスクな『怖い絵』を直接描くのではなく、空気感や演出で恐怖を表現することを大切にしています」と明かしてくれた。
誰の幼少期にも潜んでいたかもしれない「身近な恐怖」。日常のすぐ隣にある不気味な世界を、ぜひ作品で確かめてみてはいかがだろうか。
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取材協力:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)
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