
夏休みも残りわずかとなり、少し時間の余裕ができた今こそ、刺激的な非日常を味わえる漫画を読む大チャンス。今回は、ウォーカープラスでバズった漫画を再掲載!時間を忘れてのめり込んでしまう名作を、夏の終わりの読書タイムにぜひどうぞ。
数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に短編漫画を公開している。独特な世界観がなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になってしまう。今回はX(旧Twitter)に投稿されている中から、漫画「コナメリ(1)~(4)」を紹介するとともに、本作が誕生したきっかけなどについて著者に話を聞いた。
続きを読む
「あえて食べるもんじゃない」暴虐な配信者と血の涙
当日、市役所の食堂にやって来たドクタージェネシスは「やあ!みんな!アジアゲテモノツアー最終日だよ」「今回食べるものは日本の海に生息する不気味なサメだ」などとカメラに向かって話し始める。
そして、実際にコナメリの料理を見た彼は驚いた様子を見せ、醤油もつけないで口の中に入れる。すると「こんなのあえて食べるもんじゃない」と吐き捨ててしまったのだ。配信を見ていた産業局長からは激怒の電話がかかってくるなど、市にとっては大幅なイメージダウンとなってしまう。男性職員はコナメリの料理を見つめ「独特だがすごくおいしいのに」「せめて醤油をつけて食べてくれたらなぁ…」とこぼす。
続きを読む
職員がその場を去ったあと、コナメリの目からどろどろとした血の涙が流れる。そしてアメリカに帰国したドクタージェネシスは、コナメリからとんでもない復讐をされてしまうのだった。
野生の恐怖と「命を頂く」ことへの思い
本作の誕生秘話について、色白ゆうじろうさんは「とある早朝、本作にも登場した下関市の響灘で子どもと釣りに出かけました。日の出前の暗い中、黒い海面に野生のスナメリが2頭ほど無表情にうねって泳いでいたのです。水族館で見る愛嬌のあるスナメリとは違い、なんだか野生の凄みがあり恐怖を覚え本作を思いつきました」と語る。
続きを読む
また、食べ物を粗末にするような人への思いを尋ねると、「僕は戦中を経験した祖父母から食べ物を粗末にしないよう常々言われていました。食べ物は『命を頂く』ということにほかなりません。作中のドクタージェネシスのように、粗末にするべきではないと思っています」と、作品に込めた強い思いを明かしてくれた。
色白ゆうじろうさんはそのほかにもホラー漫画を公開しているので、興味があればこの機会にぜひ一度読んでほしい。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
記事一覧に戻る