今週(2026年8月21日〜8月23日)の映画動員ランキングは、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が3週連続で首位に。新作のランクインがなく、TOP10の顔ぶれが前週と完全に一致する珍しい1週間となった。さっそく10位から順に追っていこう。
10位:『オークストリートの異変』(公開日:2026年8月14日)

アン・ハサウェイさんとユアン・マクレガーさん共演のサバイバルスリラーが、前週8位から10位へ。オークストリートで、ごく普通の毎日を送っていたプラット一家。しかし、穏やかな町に絶滅したはずの恐竜が現れ、一家4人は脱出を目指して走り出す。恐竜を前に家族を守ろうと立ち上がる“闘う母”デニース役で、アン・ハサウェイさんがこれまでにない一面を見せる。
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9位:『ブルーロック』(公開日:2026年8月7日)

国内外から人気を集めるサッカー漫画を実写化した話題作が前週10位から9位へ一つ順位を上げた。サッカー日本代表をW杯優勝に導く世界一のFWを育てるため、全国から集められた300人の高校生が「青い監獄(ブルーロック)」で過酷なサバイバルに挑んでいく。主演の高橋文哉さんをはじめ、高橋恭平(なにわ男子)、櫻井海音さんなど若手注目キャストが集結。なかでも、カリスマ的な人気を持つ凪誠士郎を演じる「&TEAM」のKさんの再現度が話題を集めている。
8位:『Michael/マイケル』(公開日:2026年6月12日)

「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンさんの半生をたどる伝記映画が、2週続けて順位を上げ8位に。興行収入は80億円を突破。公開から2カ月半が過ぎた今もなお粘り強い興行を続けている。ジャクソン5での成功からソロの頂点へ、栄光の裏にあった孤独が名曲とともに描かれる。8月29日のマイケルさんの誕生日に合わせて、2026年8月28日(金)からは、全国390館で名曲『Beat It(今夜はビート・イット)』のショートフィルムが本編上映後に流れる。
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7位:『キングダム 魂の決戦』(公開日:2026年7月17日)

原泰久さんの人気漫画を実写化したシリーズ第5作が、前週5位から7位と順位を落としつつも、累計は動員400万人、興収は61億円に到達した。王騎を失って3年、千人将に昇格した信(山﨑賢人さん)の前に、六国が手を結んだ総数50万の大軍が押し寄せる。これまでの一国同士の戦いから「秦対中華全土」へと規模が広がり、劇場から足が遠のいていた原作ファンをも呼び戻した。
6位:『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(公開日:2026年8月7日)

2023年の大ヒット作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編が、公開3週目で6位に浮上した。彰を見送ってから7年、高校教師となった百合(福原遥さん)の前に、彰の面影を宿す青年・涼(細田佳央太さん)が現れる。なかなか次の恋に踏み出すことができない百合は、出撃前に彰が未来の百合へ書き残した1冊の本を受け取る。前作で石丸(伊藤健太郎さん)と別れた千代(出口夏希さん)のその後も描かれ、年老いた姿を倍賞千恵子さんが演じている。
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5位:『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』(公開日:2026年7月31日)

「クレヨンしんちゃん」の劇場版第33作が、前週6位から5位へ順位を押し上げた。日本各地で怪奇現象が相次ぐ夏、秋田へ帰省した野原一家の泊まる部屋に「おばけーしょん村」のチラシがばらまかれる。向かった先で一家が迷い込んだのは「妖怪の国」だった。テレビアニメ版の演出を担ってきたスタッフが手がけたテンポのよいドタバタ劇や、九尾の狐の妖怪やこ役の伊藤沙莉さんの好演が口コミで伝わり、お盆が明けてからも来場が続いている。
4位:『ミニオンズ&モンスターズ』(公開日:2026年8月7日)

「怪盗グルー」シリーズ生まれの人気者ミニオンズが主役の長編アニメ第3弾が、週末3日間で動員14万6000人、興収1億9300万円を積み、累計は動員135万人、興収17億9000万円となった。舞台となるのは、映画の都ハリウッド。モンスター映画を撮ろうとしたミニオンズが本物を召喚し、ハリウッドは大混乱に陥る。全編に映画黎明期やSF・モンスター映画へのオマージュが散りばめており、ミニオンズの仕草はチャップリンら世界三大喜劇王を参考に生み出されたという。どこにどの作品へのオマージュが隠れているかを探しながら観るのも、この作品ならではの楽しみ方だ。
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3位:『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(公開日:2026年7月31日)

トム・ホランドさん演じる「スパイダーマン」シリーズ第4作が、公開4週目でも3位を守り、世界規模の記録でも大台に近づいている。世界興行収入は歴代6位に浮上し、5位の『タイタニック』との差は約4500万ドル。現在の推移なら1週ほどで順位が入れ替わる可能性が高いとみられている。前作から4年。恋人も親友も自分を覚えていない世界で、たった一人スパイダーマンとして戦い続けるピーターの姿が心を揺さぶる。
2位:『トイ・ストーリー5』(公開日:2026年7月3日)

ディズニー&ピクサーのシリーズ第5作が、公開8週目も前週と同じ2位を守った。累計は動員874万人、興収121億円に到達。自ら塗り替えたピクサー歴代最高記録を、さらに更新し続けている。最新タブレットに夢中なボニーを前に、おもちゃたちは自分の存在意義に揺れ始める。ジェシーのSOSを受け、前作で別々の道を歩んだウッディとバズが再びタッグを組む。ファミリー層から学生、カップルまで幅広い客層が劇場を訪れており、なかでもデジタルに心を奪われる子どもという設定には、親世代からの共感が集まっている。
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1位:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開日:2026年7月24日)

イラストレーターのナガノさんが手がける大人気キャラクター「ちいかわ」の劇場版が、公開5週目も首位に。週末3日間で動員82万5800人、興収12億4200万円をあげ、前週の動員60万2000人、興収8億9500万円を上回った。累計は動員766万人、興収110億円を突破している。原作屈指の人気長編「セイレーン編」を映像化。うまい話に誘われて島へ渡ったちいかわたちを、思いもよらない出来事が待ち受ける。2026年9月5日(土)からは4DX上映が始まり、9月11日(金)には発声とグッズの持ち込みができる応援上映も控えており、興行はさらに長く続きそうだ。
今週は、夏休み興行のなかで、100億円級が2本、その後ろにも80億円の『Michael/マイケル』、61億円の『キングダム 魂の決戦』が続き、ロングラン勢がそのまま残る展開となった。2026年8月28日(金)には、2011年放送のテレビアニメの劇場版第4作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』、坂口健太郎さん主演のヒューマンドラマ『私はあなたを知らない、』が控える。特にまどマギ劇場版第4作は、長く待たれた続編だけに、公開直後から上位に食い込む可能性が高そうだ。気になる1本を選んで、劇場へ足を運んでみてはどうだろう。
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