
ほのぼの系からクスッと笑える4コマやストーリー、エッセイなどさまざまな漫画を描いている、ふくろみゆ(@fukuromiyu)さん。2016年には、彼氏のプロポーズを待つギャグエッセイ「みゆ子はプロポーズ待ち」(イースト・プレス)を発売し、話題を呼んだ。今回は受賞歴のある漫画「OLと悪霊」やその他人気作について、ふくろみゆさんに話を伺った。
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悪霊にぶつけた魂の叫びが切実すぎる!



深夜、仕事で疲れ切って帰宅したOLの前に、まさかの悪霊が現れる。普通なら悲鳴を上げてもおかしくない状況だが、本作「OLと悪霊」の主人公は、恐怖を感じる余裕すらないほど疲労困憊。ことごとく噛み合わない2人の会話が、恐ろしいはずだった悪霊との遭遇に"癒やし"の可能性を見出していく。そんなシュールで予想外な展開が、本作の大きな魅力だ。
作者のふくろみゆさんは、「悪霊に対するOLの反応に注目していただきたいです!」とコメント。本作の着想には、作者自身が仕事を必死に頑張っていた頃の経験があるという。「服の色が似合っていないとか、生活上の細かいことを同僚に上から目線でアドバイスされて、ちょっとイライラしてしまったことがありました」と、当時の出来事が作品づくりのきっかけになったことを明かしている。
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さらに、「短編の賞に応募するためのわかりやすさ」や「画面を少し華やかにしたいという思い」、そして「仕事で最高に疲れていたときのありのままの心理」を重ねながら、現在の物語が形づくられたという。だからこそ、単なるホラーやギャグでは終わらず、「疲れているときって、こういうことあるかも」と、思わずうなずいてしまうリアルな感情が描かれている。
今後について、ふくろみゆさんは「気軽に読みはじめられるけれど、読んでいるとちょっとだけでも心が動くようなものを描ければと思います」と語る。恐ろしい悪霊よりも、疲れ切ったOLの本音が強烈に印象に残る、笑えて少し心にも刺さる本作を、ぜひ読んで欲しい。
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取材協力:ふくろみゆ(@fukuromiyu)
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