「本当は空を飛びたかった」丸鶏が語った切ない願い
本作は、みこまるさんが実際の出来事をもとに「命をいただくこと」の意味を問いかける作品だ。「このまま売れ残ってしまうのは切ない」と丸鶏を買って帰ったものの、家族からは「昨日も食べたよね」と驚かれてしまう。それでも「首を落とされ、羽をむしられ、値引きされていく姿がかわいそうに思えた」と伝えると家族も受け止め、感謝しておいしくいただくことに。その日の夜、母親の夢に丸鶏が現れ「本当は鳥として空を飛んで生きたかった」と静かに語りかける。
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食卓の向こう側にある大切な「命」を描く
「次に生まれ変わったら…」と夢の中で交わす約束は、命をいただく意味を考えさせる。みこまるさんは「改めて命の犠牲を突きつけられたような気持ちになりました」と振り返り、その衝撃を伝えるため、実際に丸鶏を購入して観察しながら描いたという。多くの反響に「描いてよかった」と語るみこまるさん。毎日の食卓に並ぶ食べ物の向こう側には、大切な命があることを感じさせてくれる本作を、ぜひ読んでほしい。
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