台湾・台北のカルチャー発信地「西門町」で、連日長蛇の列を作る人気小籠包専門店「梁山泊小籠湯包(りょうざんぱくしょうろんたんぱお)」。その日本第1号店が2026年7月31日、東京・池袋駅直結の「リンクス池袋」8階にグランドオープンを果たした。各メディアや旅行者の間で“圧倒的なスープの量”と世界中で話題を集めてきた名店だ。本場台湾の活気がただよう空気感と、職人が一つひとつ丁寧に包み上げる手作りの「小籠湯包」は注目の的。そんな話題の店に、ウォーカープラス編集部が潜入!看板メニューの小籠湯包をはじめ、こだわりが詰まったおすすめ料理の魅力を、実食レポートでお届けする。
【実食レポ】あふれるスープはもはや“飲む小籠包”!?台北で大行列の「梁山泊小籠湯包」が池袋に初上陸!衝撃の“肉汁”を堪能してきた
オープンから20日過ぎても大盛況!台湾の名店が池袋を席巻
2000年、台北の西門町で小さな店舗からスタートした「梁山泊小籠湯包」。もともとは地元の食通が通う隠れ家だったが、せいろから立ち上る湯気とひと口食べた瞬間にあふれ出す驚異的なスープの量が評判を呼び、SNSや旅行者のクチコミを通じて世界中へ拡散された。店名には“世界中の仲間はみな兄弟”という想いが込められており、国籍を問わず多くのファンに愛され続けている。
日本1号店の取材に訪れたのはオープン初日ではないにもかかわらず、11時の開店と同時に店前にはすでに大勢の客が列をなし、店内はあっという間に満席に。オープンから20日以上が経ってもなお、衰えないこの熱気には驚かされるばかりだ。
ここまで大きな話題を呼んでいるのはなぜか?お店の広報担当者によると、「実は、オープンの数カ月前に、台湾旅行などで現地のおいしさを知るファンが『あの梁山泊小籠湯包が日本に来る!』と発信した情報がバズったことがあった」とのこと。その結果、いっきに人々の期待が高まったのだろう。さらに、小籠湯包は蒸し料理でヘルシーなため、「たくさん食べても罪悪感が少ない」という点も、トレンドに敏感な層の心をつかんでいる。
箸を入れた瞬間にスープがあふれ出す!名物「小籠湯包」を実食
看板メニューである「梁山泊小籠湯包」は、注文を受けてから職人が蒸し上げるスタイル。席に運ばれてきたせいろのフタを開けると、立ち上る湯気の中に大きめサイズの小籠湯包が姿を現す。箸でそっと持ち上げると、薄い皮の中でタプタプに溜まったスープの重みのせいか、生地が心地よくたわむのがわかる。
同店でおすすめの食べ方は以下のステップだ。
1.千切り生姜の小皿に黒酢を注いで混ぜる
2.レンゲの上に小籠湯包をのせる
3.黒酢に浸した生姜を小籠湯包の上にのせる
4.箸で皮をやぶり、レンゲにこぼれ出たスープをまずすすって味わう!
5.最後に小籠湯包を、レンゲから口の中へ放り込む!
レンゲを満たす黄金スープは、思わず唸るほどのおいしさだ。さらにひと口で頬張ると、秘伝の肉餡が“餡”であることを忘れるほど、ほろほろとほどけ旨味たっぷりのスープと一瞬で溶け合いながら喉元へと滑り落ちていく。極薄皮、濃厚スープ、溶ける肉餡がすべて合わさったときの一体感はまさに絶品。1つのせいろに6個入りだが、気づけば完食していた。
本格麻婆豆腐から海老炒飯まで!日本限定メニューも充実
実は台湾の店舗では「小籠湯包」一本で勝負しているが、ここ池袋店で提供されるそれ以外の料理はすべて日本オリジナルの限定メニューとなっている。熱々の鍋で運ばれる「麻婆豆腐」や、パラっと香ばしく仕上がった「海老炒飯」など本格台湾グルメが勢ぞろい。小籠湯包で感動したあとに、限定料理を味わうという贅沢なルートが楽しめるのも日本1号店ならではの魅力だ。
お店おすすめの「白胡麻担々麺」は、濃厚でありながら全く重たくない上品な一品。白胡麻の香ばしい風味が麺にしっかりと絡みつき、最後のひと口までクリーミーさを堪能できる。もう1つの注目メニュー「海老のチリソース炒め」は、プリプリの海老とパンチのある辛味のチリソースが食欲を強烈に刺激する。優しい味わいの小籠湯包と交互に味わうことで、口内に心地よい刺激の緩急が生まれ、最後まで飽きずに楽しめる。
本場台湾で愛されるスープたっぷりの小籠湯包と、できたての臨場感を丸ごと体験できる「梁山泊小籠湯包 リンクス池袋店」。実際に味わった「梁山泊小籠湯包」のあふれ出るスープと溶ける肉餡のおいしさは格別で、日本限定サイドメニューの充実ぶりにも驚かされた。池袋にいながら台湾の熱気と驚きの肉汁を体験できる一軒。行列に並ぶ価値を、そのひと口がきっと実感させてくれるはずだ。
取材・文=水島彩恵
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