拡大を続けるクレーンゲーム市場において、SNSを中心に話題を集めているのが専門店「Benex(ベネクス)」だ。首都圏5店舗の展開でありながら年間100万人以上が訪れており、その客層はファミリー層が中心となっている。

どのような施策によってファミリー層を開拓し、現在の客層を形成するに至ったのか。「Benex」担当者に聞いてきた。

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景品がもはや「ドラッグストアやスーパー」
店内に並ぶのは、ぬいぐるみやお菓子だけではない。ジュースの箱買い、洗剤、高級ティッシュ、さらには果物や冷凍食品までズラリと並ぶ。Benexで今最も売上を伸ばしているのが、こうした「日用雑貨・食品」カテゴリーだ(2年で売上2.6倍)。

物価高が続くなか、「遊んで楽しい+生活に役立つ食品や日用品が持ち帰れる」という一石二鳥のレジャーとして、主婦やファミリー層の心をつかんでいる。
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ゲーム性を重視
Benexは「うまくなってたくさんとれたほうが絶対に楽しい」という真逆の発想で運営されていて、初心者用の無料練習台を設置するなど、お客さんがそれぞれクレーンゲームのスキルを磨ける構造になっている。
また、昨今有名人のSNSで拡散されることが多く、認知が拡大されている。

スキル向上と実用性の掛け合わせによる客層拡大
Benexの急成長は、潜在的なユーザー層を掘り起こしたこと、クレーンゲームのゲーム性が拡散されたことによるものであり、単なる運試しの場ではなく「自分のコツや工夫で成果が出やすい体験型の施設」として機能していることを示している。実用性の高い景品ラインナップとプレイヤーのスキル向上要素を組み合わせることで、従来の顧客層を超えた持続的な需要の創出に成功したといえる。
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