気遣い?それとも下心?夫の行動に冷める妻
子どもの頃から男性不信だった主人公のユニは、わかり合えるパートナーと結婚し、待望の赤ちゃんを出産した。しかし産後3カ月、やっと寝かしつけたところに夫が帰宅し、物音で赤ちゃんが起きてしまう。悪気のない夫の態度にイライラが募る妻。夫は機嫌がよくないことを察知し、「お風呂にゆっくり入っておいでよ」と部屋を片付けた。
しかし風呂上がりの妻は、片付いた部屋を見て内心「げっ…」とつぶやく。仕事終わりに家事を負担してくれる夫に感謝しつつも、「今夜、久々にどうかな?」という夜の誘いが透けて見え、一気に気持ちが冷めていくのだ。産後はホルモンバランスの影響もあり、夫との接触を不快に感じる人も多い。本作ではイライラする妻だけでなく、「触るのを嫌がられるようになった」と悩む夫の気持ちも丁寧に描かれている。
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好意があれば受け入れるべき?作者が語る本作のテーマ
双方がどう落としどころを見つけていくのかが本作の魅力だ。魚田さんは「第1のポイントは、妻が夫を拒否するところですね。ここで読んでくれた方がどう感じたか、さまざまな意見に分かれると思います。その次に、妻が夫のスーツのポケットからあるものを見つけたところです」と見どころを語る。
制作のきっかけについては、「元のテーマは『好意があれば、受け入れなければだめなのか?』でした。昔よく聞いていた『男の子は好きな子にいじわるしちゃうんだよ』という言葉に対し、最初は主人公のように『いや、それはオカシイやろ?』と思ったことから始まった話です」と明かしてくれた。
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出産を経て変化する夫婦の愛情。好きだけでは解決できない問題に直面したとき、2人はどう向き合っていくのか。
なお、魚田さんの最新作として、29歳女性の結婚をテーマにした『結婚さえできないわたし 29歳からの婚活地獄』も発売中。容姿、年齢、年収など「理想」という名の呪いに取り憑かれ、次第に自分を見失っていく話題作にも注目だ。
取材協力:魚田コットン(@33kossan33)
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