
X(旧Twitter)に投稿された森本大百科(@mdaihyakka)さんの「千羽鶴問題」という作品を紹介しよう。被災地などに千羽鶴を送るのは「善意の押し付け」「迷惑行為」だと考える人の発言により、賛否意見が分かれ論争になった千羽鶴問題。本作は、そうした価値観をテーマに物事の考え方の違いを描いた作品だ。



多方面で活躍する芸人が描く「価値観」の物語
森本大百科さんは、現在大阪よしもとで活動中のピン芸人。「入ってはいけない研究室」を配信しているほか、以前は漫画『カバチタレ!』(東風孝広作)のアシスタント経験があり、お笑い芸人にとどまらず多方面で活躍中だ。本作は「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+」の企画で最終候補にも選考された。ウォーカープラスでは、これまでにも実体験をもとにSNSの誹謗中傷を描いた「炎上」や、宅配業者の訪問という恐怖を描いた「留守番電話」など、ゾッとする作品を多く紹介してきた。
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温かい言葉から一転、供養花は「ゴミ」か
自身の不注意で車にひかれてしまい、飼い犬を失った女性。供養にと、道路脇に花を置きにきていた。通りかかった老人に「事故とはかわいそうに」「ワンちゃんはあなたに飼われて幸せだった気がします」と温かい言葉をかけられ、罪悪感を抱えていた女性の心は少し落ち着きを取り戻す。
しかし、お礼を言って立ち去ろうとすると、老人は「片付けないんですか?」と問い詰める。「犬のために置いた供養花」は、老人の目には「片付けるべきゴミ」として映っていたのだ。思い入れのない人から見ればただのゴミになってしまうという事実に、女性は憤りを覚える。
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立場が変われば正義も変わる、人間のリアル
「自分は間違っていない!」と言い張る女性。しかし、立場が逆転するラストでは、「こんなところに置くな!」と、先ほどの老人と全く同じことを叫ぶ女性の姿が描かれる。立場や視点が変わるだけで、こうも考え方が変わってしまう人間のリアルな姿に「考えさせられた」などの声が集まっている。
画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)
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