
まえだ永吉(@eikiccy)さんはブログで『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』という作品を投稿し、ネットを中心に注目を集めている。保育園での勤務経験をもとに、フィクションを交えて描かれた作品だ。今回は本作の1~5話までを紹介するとともに、作中の印象的なセリフに関する作者の思いに迫る。





開園前の強引な登園と母親の言い分
音喜多あいかさんは、2歳のはると君を抱きかかえながら保育園へ向かう。保育園の開園は7時からだが、あいかさんはそれよりも前に到着。先生たちが中にいると知っているため、門の前で大きな声で「おはようございまーす!」とあいさつをする。
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対応に出た2歳児クラス担当の多屋先生が、困った表情で「開園の7時前はこちらも準備があるので…」と伝えると、あいかさんは「私も仕事に行く準備で忙しいんです!」「忙しい保護者の支援は保育士さんたちの仕事じゃないんですか~?」と言い放つ。
さらに多屋先生が、はると君の靴がないことに気づくと、あいかさんは「あ~今日も忘れました!すいませぇ~ん」と笑いながら謝るのみであった。
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ルールを守らない保護者の背景とは
あいかさんはエステサロン勤務であるため、先生たちは「こんなに早く出勤はしないはずだ」と推測する。この日もお迎えは19時の予定だが、ほかの先生いわく、普段から19時を過ぎてから迎えに来るという。
その後、青井先生に今日のあいかさんの様子を伝えると、「保護者支援もお前らの仕事だろ?って言われたァ!?」と憤慨する。はると君の父親はブラック企業に勤めているらしく、以前会ったときは顔色が悪かったようだ。
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父親ははると君としっかり向き合っているように見えたが、母親はそうではないと先生たちは感じている。多屋先生は、はると君の今後を心配し始めるのだった。
リアルな保育現場から着想を得た本作の裏側
本作は、作者が保育園で6年ほど働いていたときに見聞きした複数のエピソードに、フィクションを交えて構成されている。「保育士も保護者もそれぞれ思っていることや事情があるというのを知ってもらいたくて描き始めました」と、まえだ永吉さんは語る。
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作中で描かれた「忙しい保護者の支援は保育士さんたちの仕事じゃないんですか~?」というあいかさんの発言について、作者は「そりゃそうなんだけど、『ルールはルールですから守ってくださいね』という感じです。ルールを破ることを1人でも許すと『ウチも』『ウチも』となって対応にキリがないので、徹底した方がよいと思います」と自身の見解を明かした。
保護者と保育士のリアルなやり取りが描かれる本作。今後の展開が気になった人は、ぜひ一度読んでみてほしい。
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取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)
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