
SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響を呼んでいる。




コミックエッセイ「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は、当時の心境をより詳しく描いた作品だ。彼との出会いやこじらせた片思い期間、現在思うことなどを赤裸々に届けている。
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今回は、失恋を乗り越えるきっかけになった本についてのエピソードである。失恋のつらさを乗り越えようとさまざまな本を読んだものの、立ち直るための具体的な方法は見つからなかった。しかし失恋から1年が経ったある日、偶然手にした本が立ち直るきっかけをくれたという。
あえて「楽しい記憶」を思い出す。逆転の発想がもたらした変化
これまで元カレのことを忘れようと努力してきたみくるべさんだが、本に書かれていたのは「元カレの姿をイメージして楽しかったことを思い出しましょう」という真逆のアプローチだった。
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「忘れたくて仕方ないのに何で思い出さなきゃいけないんだ!?と、最初はすごく嫌でした。ただ、思い出さないよう記憶を封印していたので、もしかすると思い出すことで悲しみから変化があるのかなと、期待もありました」
ドライブデートや水族館に行ったこと、他愛のない会話で笑いあったことなど、元カレであるケンジ君との楽しい記憶を次々に思い出した。最後にイメージのなかで感謝を伝えると、久しぶりに涙があふれて心は穏やかになったという。
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「電話越しで一方的に泣かれて気づいたら関係が終わっていたので、ようやくきちんとお別れできた気がしました。実際に会って振られたとしても気持ちの整理がついたとは思えないので、私にとって必要なことだったと思います」
過去を否定せず「あのときは幸せだった」と受け入れる
封印していた記憶を思い出す作業は、決して楽なものではなかった。
「『楽しかったときにもう二度と戻れない』と考えると、寂しくて仕方なかったです。でも、わざわざお別れの宣言をせずとも疎遠になった人たちのことを思い出したんです。関係性を問わず、進む道が違えば自然と別れることもあるのだなと、納得しました。そして楽しかった思い出自体を否定せず、『あのときは幸せだった』と受け入れられるようになりました」
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「失恋のつらさを忘れる」とは全く違うアプローチを試したことで、前を向くことができたみくるべさん。「今思えば忘れようとすることって、逆にずっと気にしているからこそ忘れられないんだと気づきました」と振り返る。
自身の体験を赤裸々に描く漫画も、いよいよクライマックスへ向かう。今後の展開も楽しみにしてほしい。
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