
百貨店には「外商顧客」と呼ばれる特別な顧客が存在する。専任担当による接客や専用サービスを受けられる百貨店のVIPであり、売上の大きな割合を支える重要な存在だ。そんな超VIP客との間で起きたトラブルを描いたエピソードについて、実体験をもとに漫画を制作した、ゆき蔵さん(@yuki_zo_08)に話を聞いた。
百貨店を揺るがした新人スタッフの騒動



物語の舞台は百貨店内のアパレルショップ。そこには、現場スタッフが採用前から危険視していた新人・粘田さん(仮名)が勤務していた。現場は採用を見送るよう訴えたものの受け入れられず、入社後は問題行動を繰り返すことに。
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店長が「いつか大変なことになります」と警鐘を鳴らしても、人事は「粘田さんがミスしたらほかのメンバーが助ける…理想的な形だと思いますよ?」と取り合わなかった。そして、その不安は現実となり、外商顧客を激怒させる事件へ発展する。
外商顧客とのトラブルの重み
ゆき蔵さんによると、勤務していた百貨店では外商顧客は全体の約10%ほどで、「お名前は出せませんが、某サッカー選手の奥様や人気女優も顧客でした」と振り返る。今回の件は滅多にない緊急事態だったものの、「80万円分の商品返品に応じれば解決だったのでまだよかった」と話す。一方で、お客様の高級バッグにペンのインクを付けてしまい、修理代として数十万円を請求された事例もあったと明かした。
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現場を震え上がらせた一言
今回、粘田さんが怒らせた相手は、外商顧客の中でも特に重要な超VIP客だった。後日、その人物は店舗を訪れ、「それ相応の覚悟はしといて下さいね?」と静かに言い残したという。その一言だけで店内には緊張が走り、スタッフ全員が震え上がった。店舗や百貨店がどのように対応したのか、実際に起きた出来事だからこその臨場感が詰まったエピソードとなっている。
百貨店で約10年にわたり接客を経験したゆき蔵さんは、当時の実体験をもとに「女社会の知られざる闇。」を執筆している。店舗名や登場人物は身元がわからないよう変更されているが、描かれている出来事は実際に起きたものだという。華やかな百貨店の裏側で起きたリアルな出来事を、ぜひ本編で確かめてほしい。
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■取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)
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