
自身の妊娠をきっかけに育児や日常の漫画を描くようになった、しゃけなかほい(@syake8989)さん。お店を利用する少し変わったお客さんや、クレーム対応のエピソードをコミカルに描いた作品で注目を集めている。今回は、X(旧Twitter)で投稿されたエッセイ漫画「スーパーのレジでバイトしていた時の話~噂のお客様~(4)」を紹介する。


その日のスーパーは凄まじく込み合い、お客さんの列は終わりが見えない状態だった。いつものようにレジで金額を伝えると、お客さんから「ポイントでお願いします」と言われる。
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『この長蛇の列でそれを言うのか!?』と思うが、しゃけなかほいさんは「かしこまりました。サービスカウンターで商品券に交換してきますので、少々お待ちください」と笑顔で伝えた。お客さん自身ではなく、レジ係がサービスカウンターまで行ってポイントを交換するという謎のシステムが存在したのだ。
列に並ぶお客さんを待たせることになり、周囲にイライラした空気が漂い始める。当時の心境について、しゃけなかほいさんは「混むのは夕方で、みんな急いでいる時間帯です。数分レジが止まり、その間に隣のレジは2〜3人終わっていくのですから、イライラしたお客さんのいるレジへ戻るのは怖かったです」と振り返る。
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他のスタッフに迷惑がかかるためレジを離れたくなかったものの、「数日前に教育係の先輩にも言われ、以前のようにお客さんからクレームを言われるのも怖くなっていたので、そのように対応しました」と、板挟みの苦しい胸の内を明かしてくれた。
心無い言葉と、救いになった温かい言葉
急いでレジに戻り「お待たせしました」と伝えると、そのお客さんは「あら、交換しなきゃいけないなら自分で行ったのに」と明るく言い放つ。笑顔をキープしつつも、心の中では『嘘つけ!』と毒づいてしまう瞬間だった。
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しかし、その一部始終を見ていた次のお客さんは、「レジも大変だね。ゆっくりでいいよ」と温かい言葉をかけてくれたのだ。「大丈夫ですよ!慣れているので」と答えたものの、その優しさに心底感動したという。仕事で忙しいときは心に余裕がなくなりがちだが、思いやりのある言葉は人を救う。どんな状況であれ、笑顔で接客することの大切さを教えてくれるエピソードである。
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