ウォーカープラス


朝早く起きて作ってくれた弁当を、いつも当たり前のように残していた。反抗期の息子が母にぶつけた「無理してまで作れなんて誰が頼んだよ」という言葉。その日が、母との最後の会話になるとも知らずに――。2026年5月現在、SNSで「過去一番泣いた」「涙腺が崩壊した」と1.8万超の「いいね」を集めているのが、吉良いと(@kilightit)さんの漫画『幽霊が視(み)える葬儀屋さんと閉じられた弁当箱』だ。


物語の主人公・ヒロトは、母の突然の死を受け、烏丸葬儀社の烏丸枢(からすま・くるる)に立ち直れない胸の内を明かす。自分は母の愛を無下にしてきた、悲しむ資格さえない……。絶望する彼に、烏丸は弁当に入り続けていた「唐揚げ」の真実を告げる。それは、幼い頃のヒロトが放った「世界で一番好き」という一言を、母が大切に守り続けていた証だった。


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