「お小遣いアップして!」とお願いする子ども、しかし父からは切ない返事が返ってきた。X(旧Twitter)などのSNSで4コマを投稿している、モノモリ(@mono_moosu)さんの『お小遣い』を紹介するとともに4コマを描くきっかけや反響についてインタビューした。
給料があがらないという、切ない現実!?


父は子どものころお小遣いが5000円だった。しかし、子どもは「5000円じゃ足りないよ!お小遣い上げて!」という。理由は、30年前と比べて物価高になっていると説明。だから「お小遣いも同じ水準まで上げるべき」と論破する。しかし、父は「給料が30年前の水準と変わらないのでダメです」と悲しそうに言った。本作には、「なんなら手取りが減ってることまで考慮すれば、減額って結論になる」「税金がこれでもかと上がっているのに30年前の水準を維持できているお父さん凄いな…」「氷河期世代がまさにこれでは?」などの声が集まり、3.8万いいねがついた。
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モノモリさんが漫画を描き始めたきっかけは「もともと漫画を描くのは好きだったのですが、描く時間があまりなく、SNSでほかの方が投稿しているのを見て、4コマなら続けられそうと思って始めたのがきっかけです」と話す。たくさんの4コマを描いているなか反響が大きかった作品を聞くと、「最初にバズったのは、2020年の『心を動かす言葉』ですね。私の4コマはシリーズものではなくて、ほぼ単発のネタなので話題になりにくいんですが、それでもアイデア次第でおもしろいと思ってもらえるんだと、その後のモチベーションにつながった作品でもあります」と話す。

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4コマ漫画は「だいたい週1本くらいのペースで配信しています。ネタ自体はたくさんあるのですが、忙しくて描けていないものが多いです」。描くうえで気をつけていることは、「SNSでは1つの投稿に対する閲覧時間は一瞬なので、なるべくシンプルでわかりやすいものを描くようにしています。セリフは少なく、絵だけで見せるようにしたりと、いろいろと読み手のことを考えて作っています。あとは悪気のないネタでも、読む人によっては傷ついてしまう場合もあるので、自分の見当違いがないかなど、情報を調べることが多いですね。そうやって地道に調べていくうちに、新しいアイデアにつながっていくこともよくあります」とか。描かれていない背景は、読者の受け取り方で違ってくる。

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XのほかにYouTubeやニコニコ動画などそれぞれのSNSの違いを聞くと、「ニコニコだとコメントが付きやすかったり、Xだとトレンドのネタを取り入れると伸びやすかったりと、SNSごとの特色はかなりありますね。逆に伸びたネタでも、ほかのSNSに投稿してみるとそれほど伸びなかったりもするので、どういう漫画を投稿すれば伸びるのかは、正直わからないことが多いです。なのでいろいろな漫画を投稿してみて、その中で伸びたものを参考にして、その後の方向性を決めたりしています」。短編ならではの「そうくるか」のオチがおもしろい。
取材協力:モノモリ(@mono_moosu)
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