
幼少期の実体験をもとに描かれたReina(@Reina770)さんの作品「感情を殺して生きた日々」。現在は穏やかな生活を送る著者だが、その背景には両親の離婚や再婚による複雑な家庭環境があった。本記事では第14~19話を通して、当時の心情と出来事を振り返る。※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
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友達からの言葉に傷つき、居場所がなくなっていった



友人の親から「再婚はよくない家の子」と言われたことで、レイナは深く傷つく。周囲の子どもたちは普段通りに接していたものの、その言葉は消えず、次第に自ら距離を取るようになっていった。学校では一人で過ごす時間が増え、孤立感が強まっていく。
"殴られても感じないふり"で自分を守っていた
家庭では新しい父からの暴力が続いていたが、レイナは何も感じていないふりをすることでやり過ごしていた。それが当時の自分を守るための精一杯の方法だったという。心を閉ざすことでしか、日常を保てなかった。
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保健室の先生から差し伸べられた救いの手
そんな中、保健室の先生が毎日声をかけるようになる。「友達とケンカでもした?」という何気ない問いかけが続く中で、レイナは少しずつ心を開いていく。そして限界に達したとき、「お父さんって…子どものこと叩いたりするの…?」と勇気を振り絞って問いかけた。その言葉が、初めて大人に状況を伝えた瞬間だった。
助けを求めたあとに訪れた現実
話を受け止めた先生は対応に動き、児童相談所の職員が自宅を訪問する。しかし母は「家は何も問題ありません!」と対応し、事態はすぐに収束したかのように見えた。その後、母はレイナの体を強く掴み「アンタ…家族をバラバラにしたいの!?」と責める。助けを求めた行動が、新たな緊張を生む結果にもつながってしまう。
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今も記憶に残る、打ち明けた時の恐怖
当時の心境についてReinaさんは、「家庭内の状況を話した初めての大人が保健室の先生でした」と振り返る。また、「先生の深刻そうな顔を見て、大事になるんじゃないかと怖くなりました」と語り、打ち明けること自体が大きな不安を伴う行為だったことを明かした。
勇気を出して保健室の先生に家庭の状況を話したレイナ。新しいパパは心を入れ替えることができるのか、それとも——。
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取材協力:Reina(@Reina770)
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