
駅員経験を持つ漫画家のザバック(@theback_blog)さんは、ユニークな動物キャラクターを通じて駅員のリアルな日常を描いている。正社員試験の不合格をきっかけに退職を決意したペン助の物語を中心に、理不尽なクレームや不正を疑わせる客とのやり取りなど、現場の知られざる苦労が詰め込まれた作品だ。
転職の壁と将来への不安



正社員になれず鉄道会社を辞めたペン助は、以前の勤務時とは違い、気持ちはスッキリとしていた。しかし、いざ転職を考え始めると「駅員のスキルはマジで使えない」と焦りだす。
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そんなとき、公園でかつてカードをあげた男の子と再会。純粋に「電車の運転士になる」という夢を語る男の子の姿に触れ、ペン助は自分の将来について前向きに考え始める。培った経験をどう活かすか、新たな一歩を踏み出すための心の再生が描かれている。
現場で遭遇する理不尽な客たち


駅の窓口や改札は、ときに人間のエゴが露わになる場所だ。定期券を作ってわずか20分後に払い戻しに来る客に対し、ペン助は交通費の横領を疑う。また、他社線の入場情報が残ったままの客に正規の処理を案内すると「同じ鉄道だろ!」と激昂されることもある。
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ザバックさんは「正社員試験の結果が変わった噂」を耳にしたことや、実際に「契約社員がお金を盗んでクビになる現場」を目の当たりにしたこともあると明かした。こうした赤裸々なエピソードが、作品に深みと説得力を与えている。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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