
街全体を見渡せる眺望などステータス感溢れるタワマン。転勤とともに憧れのタワマンに引っ越してきた、渕上家。息子の悠真が近所の野球チームに所属すると、一気にエースになった。それをよく思わないのが、最上階に住むボスママの恵。エースの座を奪われたことで、渕上家に風当たりが強い。なかなか都会に馴染めない渕上家だったが、同じマンションの住人と関わることでさまざまな問題にぶつかる、グラハム子(@gura_hamuco)さんの新刊「タワマンに住んで後悔してる」を紹介する。
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最上階ママに嫌われた…低層は肩身が狭い…!!



今回紹介する本作「タワマンに住んで後悔してる」は、九州から転勤してきた渕上家が、息子の野球チームをきっかけにタワマン内のママ社会へ足を踏み入れるところから始まる。6階に住む渕上家、26階の瀧本家、そして42階の堀家。居住階によって漂う微妙な空気の差。最上階の部屋で語られる夫の勤務先や子どもの受験事情に、次第に価値観が揺さぶられていく。
本作で漫画を担当したグラハム子さんは、制作の経緯について「私は原作が出来上がってから、漫画を描き始めました。なので漫画担当兼、最初の読者という感じです。私は東京に住んだことがないので東京と地方って同じ日本なのに、結構価値観が違うんですよね。今回、新たな世界を知れました」と語る。
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主人公は子持ち主婦。その描写にリアリティがにじむのも本作の大きな魅力だ。本作を描くポイントとして「ほとんど原作のままです。ただ、主人公が子持ちの主婦で私と同じ立場。ママたちの会話や仕事と母業の葛藤、子どもの教育への悩みなどは私の日常でもあるので、自然に情景が浮かんで描けました」とグラハム子さんは振り返る。
外からはきらびやかに見えるタワマン生活。しかしその内側には、誰もが一度は抱えたことのある比較や葛藤が渦巻いている。「せっかく買ったお家なのに。家に帰っても心が休まらないのは辛いです。でも例えヒエラルキーがあって多少辛くても、タワマンに住むことを選ぶ人が多くいるのはわかる気がします」と最後に自身の想いも語ってくれた。
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華やかな景色の裏側にある、それぞれの本音と現実。そんな人間のリアルを静かに映し出す本作をぜひ読んで欲しい。
取材協力:グラハム子(@gura_hamuco)
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