
漫画家のゆっぺ(@yuppe2)さんが描くエッセイ漫画『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』が大きな反響を呼んでいる。本作は、ゆっぺさんの祖母であるキヨさんの激動の半生を描いた実話だ。過酷な境遇にありながら、決して人のせいにしないキヨさんの生き方に多くの読者が感銘を受けている。
養母からのいじめと「優しいはず」だった夫



幼いときに父を亡くしたキヨさんは、家が貧しかったために叔母夫婦の養子となった。最初は食事に困らない環境を喜んでいたが、養母からの家庭内いじめが次第にエスカレートしていく。
続きを読む
そんなつらい境遇から逃れたい一心でお見合い結婚を決意したものの、相手の平吉さんは極めて男尊女卑の激しい人物であった。家庭を顧みず好き勝手に生きる自分勝手な夫との生活に、キヨさんはまたしても困難を強いられることとなる。
家族が語る多面的な素顔とキヨさんの信念
ゆっぺさんの母(キヨさんの娘)から見た平吉さんは「頑固で見栄っ張りな父親」であったが、一方で娘のことは溺愛していたという。孫であるゆっぺさんにとっては、冗談を言って笑わせてくれるおもしろいおじいちゃんであり、犬にもよく懐かれていた。
続きを読む
平吉さんの根は悪い人ではなかったものの、キヨさんの歩んできた道のりは壮絶だ。それでも「どんな境遇にいようとも、人のせいにしない、自分の責任」という信念を貫き、自分を「日本一幸せ」と言い切る彼女の気高さは、読む者の心に深く刺さる。
取材協力・画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
記事一覧に戻る