ネギマヨ(@negimayo3)さんは、自身や周囲の経験をベースに、身近に潜むトラブルやストーカー被害を漫画で発信する2人組クリエイターだ。ネギさんが作画、マヨさんが原作と塗りを担当する彼らの作品のなかでも、特に反響を呼んでいるのが実体験をもとにした『変態の憂鬱~写真を撮ってあげる』である。
職場の人気者が隠していた「支配欲」



物語の舞台は、マヨさんが10代のころに働いていたバイト先。新人の「キャメ」は礼儀正しい愛されキャラとして、すぐさま周囲と打ち解けた。しかし、その爽やかな仮面の裏には、異常なまでの粘着質さと支配欲が隠されていた。
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キャメは当初、別の同僚女性に興味がある素振りを見せていたが、次第にターゲットをマヨさんに絞り始める。許可なく呼び捨てにする、マヨさんの気になる相手を「あんな子どもっぽい男の何がいいんです?」と上から目線でくさすなど、高圧的な二面性が徐々に露呈していく。
巧妙な「モラハラムーブ」の正体
マヨさんは、当時の混乱を振り返り「支配欲の強い人のあるあるムーブだった」と分析する。「先にかわいい子を褒めて、それでも俺はお前が好き」という歪んだアプローチは、相手をコントロールしようとするモラハラ気質の表れだ。
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特筆すべきは、キャメが最後まで職場の好感度を保ち続けた点にある。本性を見せるのはターゲットのごく近しい人物のみで、周囲には「被害者が悪人」であるかのように振る舞う。作画担当のネギさんも「キャメは私の周りにはいないタイプのヤバい男」と、描いている最中も感情を揺さぶられたという。
リアルを追求したキャラクター描写
作中のキャメのビジュアルは、マヨさんの詳細な指定によって作られた。「小太りの天然パーマで顔が濃い目」という特徴を捉えた絵は、実物にそっくりすぎて身バレを心配するほどだった。
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一見すると人当たりがよく、問題なさそうに見える人物こそが、最も深い闇を抱えているときがある。本作は、そんな人間の表裏が引き起こす恐怖を鋭く描き出している。身近な「違和感」を見逃さないためにも、この戦慄の実録漫画をぜひチェックしてほしい。
取材協力:ネギマヨ(@negimayo3)
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