ウォーカープラス

人なつこい元気なポメラニアンだった 送達ねこ(@jinjanosandou)


雨の日も風の日も地域の隅々まで荷物を届ける郵便配達員は、時に住人の誰よりもその家の事情に通じ、不思議な出来事に遭遇することがある。現役郵便局員の送達ねこ(@jinjanosandou)さんが同僚たちの体験した怪異や心温まるエピソードを描いた漫画『郵便屋が集めた奇談』から、ポメラニアンのココと飼い主にまつわる切なくて不思議な体験談を紹介する。


ココや_P02 送達ねこ(@jinjanosandou)ココや_P03 送達ねこ(@jinjanosandou)愛情いっぱいに育てられ、家族の一員だった 送達ねこ(@jinjanosandou)


配達員のKさんにとって山口さんの家への配達は楽しみの一つだった。おやつなどを運んでくれるKさんのことが大好きなポメラニアンのココが、いつも歓喜の声を上げて出迎えてくれたからだ。しかしある日、書留を届けに行くといつもの元気な鳴き声が聞こえず、家の中はひっそりと静まり返っていた。山口さんは「ココは亡くなったんです。私が名前を呼んだから」と自らを責めて涙を流した。かける言葉も見つからないまま2カ月ほど経ったころ、山口さんは以前のような明るい笑顔を取り戻しており、Kさんに身に起きた世にも不思議な体験を語り始めた。


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