2026年2月26日、東京・青山にある「OMAKASE青山ガーデン byGMO」にて、4月17日(金)から行われる日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2026 with OMAKASE byGMO at ROPPONGI HILLS」(以下、CRAFT SAKE WEEK 2026)の開催10周年記念スペシャルトークセッションが実施された。
今回は、同イベントのオーガナイザーを務める中田英寿さんをはじめ、日本を代表する料理人や蔵元が登壇し、これまでの歩みと未来への展望を語ったトークセッションの様子をレポートする。
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日本酒と食文化が歩んだ10年の軌跡を振り返る
ステージには中田さんのほか、GMO OMAKASE株式会社 代表取締役の浅井俊平さん、銘酒「十四代」で知られる高木酒造の15代目蔵元・髙木辰五郎さん、そして日本料理の名店「石かわ」の石川秀樹さんが登壇。没入感たっぷりの巨大LEDパネルに囲まれた空間で、10周年という節目にふさわしい熱いトークを繰り広げた。
「CRAFT SAKE WEEK」がもたらした変化について聞かれた髙木さんは、「この10年で日本酒を取り巻く環境は劇的に変わった」と強調。コロナ禍を経て家飲み需要が定着し、小瓶化が進んだ影響から若年層をはじめとした新たな層にも日本酒が普及したことに触れ、「造り手にも若い世代が増え、情報交換や研究が進んでいる。今はまさに日本酒の黄金時代です」と手応えを語る。
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また、石川さんは料理人の視点から「近年は店主やスタッフの個性がより際立つようになり、独自の“在り方”ができている。今のスタッフだからこそできる広がりが、新たな個性を生んでいるように思います」と、食文化の成熟について持論を展開。
これを受けて中田さんは、「単に日本酒を提供するだけでなく、会場設計から食まで、すべてにおいて“体験”を大事にしてきました。これからは日本酒だけでなく、日本の文化全体としてつなげていく、新たなチャレンジのステージに来ている」と、イベントに込めた情熱と未来像を力強く語った。
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過去最大規模!2026年度の開催概要を公開
2016年の初開催以来、のべ125万人以上を動員してきた「CRAFT SAKE WEEK」。10回目となる2026年度は、過去最長となる13日間の開催が決定した。
加えて、予約困難な名店の予約管理を担う「OMAKASE byGMO」が初の冠スポンサーに就任。中田さんと浅井さんは、“ITの力で作り手の技術や体験を世界中に発信する”というコンセプトを掲げ、強力なタッグへの期待を寄せた。
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そのほか、全国から厳選された130の酒蔵と20の有名レストランが集結する過去最多の出展数や、各日程ごとに異なるテーマの日本酒の提供、建築家の重松象平さん(OMA)が手掛ける、「のれん」をテーマにした幻想的なインスタレーションの展開など、見どころが満載。
ビデオメッセージで登場した重松さんは、「布一枚を使って場を定義する、日本独自の文化を表現します。人の動きや自然光に呼応して揺れる、仮想的な空間を楽しんでほしい」と意気込んだ。
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「さまざまな日本文化に結びつくものをつなげていく、そんな未来を作っていきたい」という中田さんの言葉通り、10年目を迎える「CRAFT SAKE WEEK 2026」は、日本酒の枠を超えた壮大な文化の祭典へと進化を遂げようとしている。
なお、「CRAFT SAKE WEEK 2026」は4月17日(金)から4月29日(祝)まで、六本木ヒルズアリーナにて開催。足を運んで、日本が誇る「クラフト」を五感で堪能しよう。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
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