
幼少期の思い出や日常の気まぐれなエピソードを描いた自伝的マンガ、『へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ』の作者、漫画家のむめい(@mumei10101)さん。投稿されるコミックエッセイは、毎回SNSで大きな反響を呼び、「泣くほど笑った」「中毒性がある」などのコメントが飛び交い、読者を虜にしている。
“自称・絵が下手くそ”。それでもカラフルで勢いのあるシュールな絵柄と、独特のテンションで描き出す作品群は、豪快で規格外! そしてどこか懐かしくて愛おしい…。むめいさんの作品は、へたくそさすら武器に変えてしまう唯一無二の世界観で、読む人の気持ちをふっと明るくしてくれる存在だ。
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見た目も話もゴージャス過ぎ!規格外のセレブが続々登場!!
今回紹介する『百貨店にはいろんなお金持ちがいる』は、華やかな百貨店の売り場が舞台のショートエピソード。美容部員だったころの思い出で、全部の指にリングを付けた宝石メリケンサック状態のセレブや、国産チンゲンサイでママ友を引っ叩いたことのあるセレブなど、むめいさんが遭遇した規格外のお金持ちとの交流をコミカルに描いている。
「印象に残っている人たちを書きました! 百貨店だから出会うことができる人たちって感じで…、なかなかスーパーとか道端では出会えない…。こんな感じの人たちばっかりが来るわけじゃないんですけどね。普通の人たちのほうが多いんですけどね。そんでだいたい、いい人たちが多いんですけどね」とむめいさんもブログでコメントした、規格外エピソードをご覧あれ!
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むめいさんに『百貨店にはいろんなお金持ちがいる』エピソードについてインタビュー
――異次元なお金持ちのお客様と接する際、緊張はしませんでしたか?
異次元なお金持ちレベルまでいくと、心の余裕があるのか優しい方が多かったので緊張はあまりしませんでした。言葉遣いや所作には厳しいイメージがありましたので、雑にならないようには気をつけていました。
――むめいさんが描くお客様は、すべての人が個性的で強烈ですが、顔の造形を決める際の一番のポイントは何ですか?
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気をつけないと全部同じ顔で描いてしまうくらい顔のレパートリーがないので、特徴的な顔にするにはどうしたらいいのか悩みながら、輪郭や髪型、鼻などは大袈裟な感じで描くことが多いです。
――「百貨店店員」と「漫画家」、どちらも人間観察が大事な仕事だと思いますが、当時の経験が今の漫画作りにどう生かされていると感じますか?
小学生の時から、「人をよく見ている」と先生に言われていたので、百貨店で働く前から無意識に人間観察し、いろんなことを考えたり感じたりしていたのかもしれないです。
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百貨店で働き出してからは、何気ない言葉や視線など、かなり集中して人を見る時間が多かったのですが…。どこをどう生かしたらあんな変な漫画ばかりになっちゃうんだろ???
――毎日毎日、“普通に働くこと”に疲れている読者に、むめいさん流の“日常をおもしろがるコツ”を伝授していただけますか?
おもしろがるコツは、人間観察をすること。
キョロキョロしてると目に止まる人、結構います。例えばこの前、車の運転中に信号待ちをしていたら、後続車のサラリーマンがちぎれるくらい鼻をほじり散らかし、缶コーヒー飲んで、タバコ吸って、歯クソをチェックしているところが、バックミラー越しに見えて、「忙しそうだな」と。向こうはまったく気づいてないですが、「絶対人に見せない姿までこんなにガン見させてくれてありがとう」と思いました。こんな感じで、(人間観察の対象は)わりと近くにいたりします。
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取材協力:むめい
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