ゾンビが発生し、封じ込めのため巨大な壁で閉じ込められたとある街。1年後、街中はゾンビだらけ……それでも“日常”を続ける女子たちが残っていた!

となりのヤングジャンプ(集英社)で連載中の漫画『ゾンビのバカヤロー!!! ~醤油を借りにいくだけで死ぬことがある世界の中級サバイバルガイド~』(原作:荒井小豆 漫画:おさとう)。歩く腐乱死体に囲まれた地獄の如き世界に生き残っていた、真面目で苦労人の浅井、お馬鹿で前向きな吉竹、何を考えてるかわからない馬場の3人。そんな女子たちの赤裸々な共同生活を描く日常系サバイバル・コメディだ。

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2026年2月19日に待望のコミックス第1巻が発売された本作、その舞台裏をおさとうさんと荒井小豆さんにインタビュー!
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会社員&ニート時代の荒井さんの想いが作品に
――この作品を描くうえで、最初に「これは描きたい」と思った要素は何でしたか?
【荒井小豆】当時、会社員をやっておりました。業務や残業による強いストレスにさらされる日々。そんな折、たまたまロメロの『ドーン・オブザ・デッド』を観ました。主演たちがショッピングモールに立て籠って商品をカートに載せて走り回っている姿があまりにも眩しく、「明日町中がゾンビ化して友達と一緒にどこかに引き籠って生活したいな……」と本気で考えるようになりました。
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ゾンビの生活はニート生活でもあります。自分もニート期間が数年あったこともあり、ニートに対する憧れや、楽しさ自堕落さ、そして未来への漠然とした不安の様なものを追体験できるものを描きたいと思いました。
【おさとう】エロい浅井です。

――主人公や登場キャラクターの設定において、執筆前から決めていたこと・執筆中に変わったことはありますか?
【荒井小豆】当初は三人とも喫煙させていましたが、諸事情でなしになりました。
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【おさとう】浅井はオシャレにしたいなと思ってました。浅井のことばっか考えてますね……。執筆をはじめてからは、みんなと相談しながらですが、浅井の瞳が少しずつ大きくなっていっています。

おさとうさんのあふれる「浅井」愛…作り手の愛情あふれる“明るい地獄”
――描かれた中で、「ここは特に印象深い」と思う箇所があれば教えてください。
【荒井小豆】主役三人が立て籠るアパートの前を、一晩で数万体のゾンビが通過する夜というエピソードがあるのですが、百鬼夜行の不安を耐える空気感を見てみてほしいです。
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【おさとう】5話は描きながら泣いてました。浅井、好きだ……。
――本作に込めた、作家としての“挑戦”や“実験”があれば教えてください。
【荒井小豆】「走らないゾンビ」の最大の利点は、生存者がパズルゲームを解くように状況を打開できる点なので、できるだけ面白いシチュエーションを考えていきたいです。
【おさとう】自分が月にどれだけのページを生産できるのか、毎日挑戦してます。まだまだ安定しないので休載が多いですが、そのうちなくしていきたいです。
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――この作品を通じて、読者に伝えたい“感情”や“メッセージ”はありますか?
【荒井小豆】生きる事の面白さ、難しさ、理不尽さ、それでも意外となんとかなる感じ…。なんでもいいので読者が生に対し前向きな感情になってくれたら幸いです。
【おさとう】僕がというより、原作の荒井先生が込めた感情、メッセージを、純度を保ったままなにかしらプラスして読者に渡すことが自分の仕事だと思ってます。
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――最後に、本作品をどんな人に読んで欲しいですか?
【荒井小豆】仕事で疲れてる人、美少女になって美少女と生活したい人、などですね。
【おさとう】誰にでも読んで欲しいですが、特に浅井がエロくて可愛いなと思える同人作家の人にはオススメです。
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原作:荒井小豆 漫画:おさとう
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