
椎名へきるさんが、2026年2月14日(土)にヒューリックホール東京でライブ『Heart Strike』を行う。彼女にとって、約1年ぶりになるバンド編成でのライブ。以前から「熱いライブになる」と口にしていたように、この日は「ROCKとLOVE」、そして、熱気と興奮を詰め込んだライブになりそうだ。当日に向けての思いを、本人の言葉を通してお伝えしよう。
「今の年齢の椎名へきるが、過去の楽曲を歌うとこうなりますよ」という姿をお見せしていけるんじゃないかと思います
——2026年の話を始める前に、あらためて2025年を振り返っての思いから聞かせてください。
【椎名へきる(以下、椎名)】デビュー30周年を彩った2024年は、懐かしい方々との再会や新しい人たちとの出会いを紡ぐ年になりました。その流れを受け継ぐ形で“多くの巡り合い”をつなげてきたのが、2025年でした。ファンクラブ(以下、FC)を通してという形が主でしたけど、ファンの方々と直接お会いする機会が増えたのも2025年の特色だったと思います。1月に開催した、一年に一度のペースで行っているバンド編成でのライブを大きな軸にしたうえで、春にFCのイベント。夏には「HEKIRU MAX!!」と題した3日間のイベントクリスマスの時期には、こちらもFCの会員を対象にした初のディナーショーの開催と、年間を通して皆さんと出会う機会が非常に大きかった年でした。
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——FCと言えば、昨年にリニューアル。会員向けに、毎月生配信も始めましたよね。昨年から始まったラジオ番組『#椎名へきるの Talk is my SOUL!!』でも親しみのあるトークを届けていますけど、生配信は、ファンの方々とより身近に接しながら配信している印象も受けています。
【椎名】以前にも生配信をやったことはありましたけど、定期的に行うのは、わたしにとっては画期的なことでした。「FC限定生配信」は、チャットを含めた、ファンの皆さんとの交流の場。わたしのことを身近に感じていただけるコンテンツが増えたのもうれしいことですよね。
——2025年より新たに始まったことも継続しつつ迎えた2026年になりますが、今年最初の大きなアクションになるのが、2026年2月14日(土)にヒューリックホール東京で行うライブ『Heart Strike』になります。以前にも、いろんなイベントやラジオ番組を通して語っていましたが、かなり熱いライブになりそうだと。
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【椎名】タイトルに『Heart Strike』と付けているくらいなので、そうしていきたいなと思っています。この日は「LOVEとROCK」を軸に、懐かしい楽曲から最近の曲までを網羅した内容にしてお届けできそうです。
そのうえでのお話になりますけど。アルバム『HARMONY STAR』を作ったときに、わたしは過去の楽曲をセルフカバーしました。あのときは、以前よりもキーが上がっていたことで、そのときの自分のキーに合わせて歌い直しました。今回のライブでも、そこは心がけていること。つまり、「今の年齢の椎名へきるが、過去の楽曲を歌うとこうなりますよ」という姿をお見せしていくつもりです。今回は、全力でPPPH(パンパパンヒュー)やコールを入れる曲も多くなるから、ズーッと熱狂の続く状態になるのではないかとも思います。
——へきるさんは、2024年に発売したアルバム『HARMONY STAR』と、2025年にリリースになった2枚組のベスト盤『Love and Rock go together』をチェックしておけば、ほぼ楽しめるとも発言をしていましたよね。
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【椎名】選曲の半分以上はそこからになると思います。加えて、U-NEXTで配信している『HEKIRU SHIINA 30th ANNIVERSARY LIVE〜HARMONY STAR〜』を見ていただければ、当日のライブの雰囲気もわかってもらえると思います。そのうえで今回は、バンド編成では初めて歌う楽曲もあれば、懐かしい曲も入れているから、その辺も楽しみにしていてください。
——30周年ライブ以降は特に、活動初期の楽曲を歌う機会も増えていますよね。
【椎名】長く応援してくださっている方々が10代や20代のころに聴いていた、それこそ、青春時代に味わっていた椎名へきるの楽曲を、大人になった今、あらためて楽しんでいただきたい思いから、ここ1~2年の傾向として、初期の楽曲も歌っています。それを期待している方々の思いに、今回も応えるつもりです。
——その気持ちがうれしいです。
【椎名】今年で32年目になりますけど、30周年を迎えられたのも、そこへいたるまでに皆さんが応援し続けてくださっていたから。だからこそ、皆さんが長く愛してくださる楽曲をお届けしたい、30周年を迎えたことへの感謝のお返しをという思いも、今回のライブも含め、最近のイベントでは大切にしています。
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(取材時点では)2026年2月14日(土)の公演のセットリストもだいぶ見えてきましたし、これから舞台演出なども考えていきますけど。まずは、インフルエンザなど病気にかからずに、無事に当日を迎えることを、今は何よりも大切にしています。こればかりは、いくら予防を心がけていてもどうにもならないこともあるからこそ、日々、気をつけています。
——2月14日は、バレンタインデーになります。そこに絡めた内容もあるのでしょうか?
【椎名】ライブ本編というよりは、新たに発売するグッズ関係は、そこも意識しています。かわいいグッズをいろいろ取りそろえているので、楽しみにしていてください。
わたしの活動を通して何かしら心に栄養分を補給していただけたんだと思えてうれしかったです
——2026年2月14日(土)にヒューリックホール東京で行うライブ『Heart Strike』が、2026年のへきるさんの活動の中、最初の大きなアクションになります。
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【椎名】2026年の幕開けですよね。この日はフルバンドでのライブですから、2026年度に行うライブの中では、間違いなく一番みんなが熱くなれる日になります。バンドメンバーも、長く一緒にライブを彩り続けてきた方々ばかり。ドラムのSIONくんは30周年から新たに加わりましたけど。彼は、ベーシストマリオさんの息子さん。SIONくんがまだ幼かったころ、お父さんの真理夫さんのお迎えに空港に来ていたことがあり、そこでお会いもしていましたけど。まさか、あんな立派なドラマーとして再会するなんて思ってもいなかったし、親子との共演ってすごいことですよね。最近は、親子で見に来てくださるお客さんも増えています。これも、長く続けてきたから味わえることだから、すごくうれしく思います。
——若いファンも着実に増えていませんか?
【椎名】昨年、高校生の方から「へきるさんのライブに行って元気をもらったおかげで、無事、受験に受かりました」というお手紙をいただいたときは、わたしの活動を通して何かしら心に栄養分を補給していただけたんだと思えてうれしかったです。
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——へきるさんの場合、作品を重ねるたびに変化や進化を見せてきました。過去の曲たちも、ライブのたびにアップデートを繰り返してきたように、今回も、どんな風に“今の椎名へきる”の姿として届けてくれるのかが楽しみです。
【椎名】20~30年前と今を比べたら使っている機材も変われば、「あのころは、ああいうアレンジが流行りだったけど、今とは異なるから」という理由もあって、過去の楽曲たちを、今の時代にアップデートしたアレンジや音色で、今回もお届けします。ただ「懐かしい」ではなく、「過去と今、そして未来を同時に体験できる」スタイルでお届けするので、ライブの楽しみの一つにしてもらえたらうれしいです。
——今回はアッパーな曲も多そうなので、へきるさんもそうですし、ファンの方々も「体力の限界を超えて楽しむライブ」になりそうじゃないですか?
【椎名】ファンの方々のライブの楽しみ方にも変化が出てきているようで、わたしの歌声以上に大きな声を張り上げて楽しむというよりも、わたしの歌声やサウンドをじっくり聴きたい方々が今は増えています。わたし自身は、身体の限界に挑む気持ちで。それこそ、身体を痛めながらもぶつかっていくと思います。
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以前からわたしは、「10年後に同じライブを求められても絶対にできない。この姿は今しか見られないからこそ、そのときのライブを後悔がないように全力で楽しんでほしい」と、ファンの方々に言い続けてきました。「いつまでもあると思うな、椎名へきるのライブ」というと冗談っぽく聞こえますけど、それは事実だと自分で感じています。だからこそ、どのライブでもわたしは「これが最後のライブになっても絶対に後悔しない」気持ちでぶつかっています。今回のライブ『Heart Strike』もそうです。皆さんも、そのつもりでライブを楽しんでいただきたいですし、全力で一緒に“青春を味わいたい”です。
この日のライブは、2026年に行う中でも、一番みんなが求めている姿を味わえる内容になると思います
——あらためて、ライブ『Heart Strike』へ向けての思いを聞かせてください。
【椎名】この日のライブは、一番みんなが求めている姿を味わえる内容になると思います。絶対に見逃すことなく、会場に来て熱い魂をわたしにぶつけてください。わたしも、ハートを込めて皆さんにお送りします。それと、「椎名へきる30周年ライブ『HEKIRU SHIINA 30th ANNIVERSARY LIVE〜HARMONY STAR〜』」をBlu-rayで発売することが決定しました。ライブ当日に会場販売もありますので楽しみにしていてください。
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——ライブ映像の発売は、久しぶりですよね。
【椎名】ライブ映像として最後に発売したのが、2004年に出した『Hekiru Shiina 10th Anniversary Tour version BEST 2004.1.1@日本武道館』以来だから…えっ!?約22年ぶり!!??になります。しかも、過去のライブ作品はすべてDVDだったので、Blu-rayでのリリースは今回が初です!!昨年も、『Baby blue eye』の初レコード・リリースという経験をさせていただきましたけど。今回のBlu-rayも、初めての体験になります。30年以上活動を続けながら、まだ初めてを体験させていただけるのは非常にうれしいし、ありがたいことですね。ぜひ、ライブBDも楽しみにしていてください。
インタビュー・文・撮影:長澤智典
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