これは実際にあった話である。『本当にあったスピリチュアルな話~ストーカー編1~』を描いた作者の紅月陽(@RedSunCat)さんが実際に体験したストーカー被害だ。怖い話や不思議な体験談を集めた著書『本当にあったスピリチュアルな話』に収録されている1作で、本エピソードは“スピリチュアル”の部類ではないものの、ある意味ホラーよりも怖いと感じる出来事である。

紅月陽さんがバイトをしながらWEBスクールに通っていたころの話である。ペンネームでブログを書き、絵をアップしたりしていた紅月陽さん。本名も伏せ、知り合いにも内緒でこっそり楽しんでいた趣味のひとつだったのだが、ある日恐ろしいコメントがブログに付いた。
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「愛してる。愛してる。愛してる。愛して…(※以下、延々と続く)」という身の毛もよだつ狂気のコメント。そのラストには、紅月陽さんの本名や最寄り駅も書かれ、駅で2時間待ち伏せをしていたことなども書かれていた。そして、最後には「会えなかったね…」の文字。
これを恐怖と言わず、なんと言うのか?紅月陽さんに本作について話を聞いてみた。

――ストーカーはよく目が合ったから「自分のこと好き」と誤解したようですが、前兆のようなものはありましたか?
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席が近かったので、よく話しかけられてはいましたが、頻繁に目が合った記憶は残念ながらありません(笑)。特に興味もなかったので、そもそも顔もよく見てないのです…。
――ストーカーに「この後、説教をした」というくだりがありましたが、大丈夫でしたか?
はい。バイトの“45分休憩”をすべて説教に費やしたので、体力的ダメージはありましたが、幸い、会話はできる人だったので大丈夫でした。念のため、バイト仲間に一緒に帰ってもらったり、防犯ブザーを支給してもらったり、あとは筋力強化し、護身用に傘を持ち歩いたりしていました。
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――怖いですよね。ストーカーの男の人の行動は、普通に戻りましたか?
その後、ストーカーは学校を辞めたので、どうなったのかはわかりません…。もしかしたら、このマンガを読んでいるのかもしれませんね…(怖)。

作者の紅月陽さんはこれまでアニメーターとして数々の有名アニメ作品に携わり、その後も映画『娼年』の画コンテや、同じく映画『星の子』の作中で主人公が日記帳に描く似顔絵などを担当。米津玄師さんの楽曲『砂の惑星』のミュージックビデオの作画や、アドベンチャーゲーム『因果応報マーダラスプラザ』のオープニングのアニメ監督などを手がけてきた。
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昨今は活動の場を漫画の世界へと広げ、現在は電子書籍『本当にあったスピリチュアルな話』を5巻まで発行中である。紅月陽さんは「オカルト系やスピリチュアル系に興味がある人に読んでいただけたらうれしいです」と語る。本作以外の話も気になる人はぜひチェックしてみて!
取材協力:紅月陽(@RedSunCat)
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