
元極道と野良猫――。「仲がいいのか悪いのかわからないけど、ほっこりする」「猫の無表情がたまらなくかわいい」一度読んだ人は、ハマって抜け出せなくなる片倉頼( @kata_yoli)さんの「オヤジとにゃん吉」を紹介しよう。どちらも世知辛い世の中を生き抜いてきた強者同士の戦いがおもしろい。
猫のとてつもない魅力によって激変する人間を見た衝撃から生まれた作品



本作「オヤジとにゃん吉」は、「最凶の男」と恐れられた元組長が、たかが野良猫1匹に翻弄されるというドタバタコメディ。作者の片倉頼さんは「猫のとてつもない魅力と、それによって激変する人間を見て衝撃を受けたことがあったので、それを描きたくて」と、本作が生まれたきっかけを明かしてくれた。
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片倉さん曰く「野良猫の『にゃん吉』がまんまるフォルムなのは完全に私の趣味で、私の思う一番かわいいフォルムを目指した」とのこと。とても猫愛を感じる本作だが、片倉さん自身は猫アレルギーで"猫との生活は叶わぬ夢"なため、本作には叶えられない夢を詰め込んでいるのだそうだ。
元組長とにゃん吉の攻防を描くうえで気をつけていることは「にゃん吉は猫であって、彼が思っていることは我々人間には知ることはできないということです」と話す片倉さん。「見てる人間が勝手に解釈して、一喜一憂する。そこがおもしろいし、愛おしいと思ってます」と、この作品の見どころを語ってくれた。
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「ボスなんてのは、結局1人だな」と、元組長の本音がホロリと溢れ、野良猫と心が通じ合ったような空気感が描かれるシーンもありながら、決して交わることのない人間と野良猫の世界線がおもしろい本作を、ぜひ一読してみてほしい。
取材協力:片倉頼(@kata_yoli)
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