シリーズ累計150万部を突破した東野圭吾さんの小説『白鳥とコウモリ』が、2026年9月4日(金)に実写映画化される。W主演を務めるのは松村北斗さん(SixTONES)と今田美桜さん。監督は『あゝ、荒野』『正欲』の岸善幸さんが手がける。
犯人が判明してからが始まり――東野圭吾の「新たなる最高傑作」

善良な弁護士が、刺殺された。容疑者として浮上した1人の男は「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」と自供し、事件は解決したかに思われた。
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しかし、容疑者の息子・倉木和真(松村北斗)と被害者の娘・白石美令(今田美桜)は、互いの父の言動に違和感を覚える。「なぜ父は、殺人を犯したのか」「なぜ父は、殺されなければならなかったのか」――出会ってはいけない2人が手を取り合ったとき、封じられていた“真実”が揺れ動き始める。
原作者の東野さんは、本作についてこう語っている。
「殺人事件を扱ったミステリ小説の多くは、犯人が判明することによって幕を閉じます。しかし本作はそこが始まりで、被害者遺族と加害者家族の苦悩がストーリーの中心となっています」
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国内累計発行部数1億部を超えるベストセラー作家が誕生させた「新たなる最高傑作」。『白夜行』『手紙』の系譜を継ぐ“罪と罰”の物語に、東野さん自身も「今後の目標は、この作品を超えることです」と特設サイトに直筆メッセージを寄せている。
松村北斗が語る“父を疑うつらさ”、今田美桜が演じる“凛とした強さ”

W主演を務めるのは、『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』の大ヒットにより、第49回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞&助演男優賞をW受賞した松村北斗さんと、NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを務め、朝ドラ出演後の映画初主演となる今田美桜さん。
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容疑者の息子・和真を演じる松村さんは、こうコメントを寄せた。
「出演のお話をいただいた時、東野圭吾さんの世界観に入れるのが楽しみでした。私が演じる倉木和真という役柄は、父に対して特別な感情を抱いています。『心から平和に生きてほしい』と願っていた人を疑わなければならないつらさを表現することが、演じるうえで大切な部分だと考えていました」
さらに「本作は入り口から出口まで没入して、皆さんとともに考えながら観ていただけると思います。人の想いが生み出すミステリー、かなり見応えのある作品です」と、作品への自信をのぞかせる。
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一方、被害者の娘・美令を演じる今田さんは、原作を読んで心を奪われたという。
「ストーリーの展開が本当におもしろくて、原作を読んでいて没入しました。白石美令という役は、凛として冷静に物事を見ている女性だと思います。情報が溢れている今の時代に、他人の意見に流されずに自分が疑問に思ったことを貫き通すことができる彼女に、とても力を感じました」
そして、こう続けた。「ミステリーでありながら、2人を応援したくなるような物語です。最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる作品です」
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『あゝ、荒野』『正欲』の岸善幸監督×日本アカデミー賞受賞脚本家がタッグ
監督を務めるのは、菅田将暉さん主演の『あゝ、荒野』でキネマ旬報ベスト・テン読者選出日本映画監督賞を受賞し、『正欲』では第36回東京国際映画祭で最優秀監督賞に輝いた岸善幸さん。社会的に孤立した人々の生き様に鋭く切り込んできた手腕が、本作でも遺憾なく発揮される。
脚本は、『ある男』で第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した向井康介さん。被害者と加害者、双方の視点から“真実”を追う本作の複雑な構造を、緻密な筆致で紡ぎ上げる。
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岸監督は撮影を振り返り、こうコメントしている。
「事件はなぜ起こったのか、加害者の息子と被害者の娘は『本当のことを知るため』に出会ってしまう。東野さんが原作に込めた深く悲しいテーマを、どのように映像化すべきなのか。模索を続けながらのぞんだ撮影でしたが、松村北斗さん、今田美桜さんの演技、その多彩な感情表現を目の当たりにするうちに、輪郭がくっきりと浮かび上がってきました。たくさんの人がこの作品に出合い、感じてもらえたら何よりも幸せです」
ミステリーの枠を超え、“罪と罰”という核心的なテーマを重厚に描き出す本作。2026年9月、あなたの価値観を静かに、そして深く揺さぶる物語が届けられる。
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映画『白鳥とコウモリ』作品情報
2026年9月4日(金)全国公開
出演:松村北斗、今田美桜
原作:東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
監督:岸善幸
脚本:向井康介
配給:松竹
(C)2026『白鳥とコウモリ』製作委員会
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