「きかんしゃトーマス」の劇場作品『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』が2026年3月27日(金)に公開される。本作は、トーマスたちが過ごすソドー島で開催される音楽祭をテーマにしたミュージカル映画。島中の照明が全部壊れてしまうトラブルや楽器を運搬中のハプニングに見舞われながらも、トーマスと仲間たちは心をひとつにして音楽祭を成功させるために奮闘する。


音楽の力と楽しさを存分に堪能できる本作で、主題歌ゲストとして「みんなでひとつになる!(原題:All Together Now)」を担当した木村佳乃さんに、「トーマス」や今回歌った楽曲への思い、プライベートでの音楽の楽しみ方など、お話を伺った。
続きを読む

保護者の方も温かい気持ちになれる映画
──まず、本作をご覧になっての感想をお聞かせください。

【木村佳乃】お子さんでもわかりやすいお話で、一緒に観に行かれる保護者の方も温かい気持ちになれる映画だと思います。ニアがお祭りの要となるパイプオルガンを運ぶ道中でハプニングも起こるんですが、その様子がとってもかわいらしくて印象的でした。

──音楽祭開催までの舞台裏を描いたストーリーは、俳優さんのお仕事にも通じる部分があるのではないかと感じました。

【木村佳乃】うまくいくことばかりじゃなく、何かしら起こってしまうこともあるけれど、みんなで知恵を出し合って協力して乗り越えるからこそ、思い出になるのだと思います。トラブルに直面しているときは「どうしよう!」と思っても、あとで振り返ったときに「あんなことがあったね」って笑いあえたら、いい思い出ですよね。
続きを読む
──お子様が観るような作品に関わりたい、という思いをお持ちだったと伺っています。本作では、主題歌をご担当されていますが、歌唱に込めた思いをお伺いしたいです。

【木村佳乃】主題歌のお話をいただいて、大変ありがたいお話だと思いましたので、喜んで引き受けることにいたしました。幼少期の記憶って大事なものだと思うんです。その世代が観る作品に携わらせていただけるということで、一生懸命やらせていただきました。担当させていただいた楽曲は劇中歌としても流れますが、エンディングを飾る曲でもあります。なので、映画を観終わったお子さんや保護者の方たちにリラックスして聞いていただけるような雰囲気を意識して歌っています。
──「きかんしゃトーマス」のキャラクターでは、特にカナがお好きなのだそうですね。
続きを読む

【木村佳乃】紫と黄色と緑が好きな色なんです(笑)。だから、紫と黄色でデザインされたカナのカラーリングが特に好きで。超特急だからピュンって早くて、小柄でかわいいですよね。

「きかんしゃトーマス」に込められた親子愛
──イギリスでは1984年から、日本では1990年から放送されている歴史のある作品ですが、これだけ長く、多くの人に愛されている理由はどこにあると感じますか?

【木村佳乃】小さい子っておひさまやお花などいろんなものに顔を描くんですよね。だからやっぱり、機関車に顔がついているっていう親しみやすさがあるんじゃないかなと。うちにも「きかんしゃトーマス」の絵本があって、子どもと一緒に読んでいました。我が家は娘ですが、特に男の子は乗り物が好きということもあって、男の子が夢中になる要素が詰まっているんだと思います。あと、親の愛も大きいですよね。原作者のウィルバート・オードリーさんが、病気の息子さんのために書かれたお話だと聞きました。
続きを読む
──入院中で自由におでかけができないときに、乗り物のお話というのはよりワクワクしますし、トーマスのようなやんちゃさのあるキャラクターは感情移入ができそうですよね。

【木村佳乃】すぐどこかに移動できる魔法のようなアイテムではなく、機関車というのがまたいいですよね。お父様が物語を絵本にして息子さんが寂しくないようになさったというのが、すてきなエピソードだと思います。そして、もともとお父様が自分の息子のために作ったお話が世界中で長年愛されていることに、親子の愛は世界共通なんだろうなと感じます。
──そういう背景を知ると、大人が「トーマス」を観たときに感じることもまた変わりそうですね。本作では、ソドー島のみんなが音楽を楽しむ姿が描かれますが、木村さんは普段どのようなシチュエーションで音楽を楽しんでいますか?
続きを読む

【木村佳乃】車の中で聞くのも好きですし、あと、お料理作っているときにも聞きますね。洋楽だったり、J-POPだったり、K-POPなども聞いたりしますけど、最近は娘たちに主導権を握られていて、J-POPを聞いていることが多いです。また、すごく難解なセリフでなければ、台本を覚えているときも音楽を流しています。時代劇のセリフを覚えるときはショパンが多いですね。ショパンを聴くと、なぜか「覚えなきゃ…!」みたいな気持ちになるんです(笑)。
昔を懐かしんで、ぜひデートで劇場へ
──また、作中ではニアが“スーパー極秘サプライズ”を成功させるために奮闘しますが、木村さんはサプライズの思い出はありますか?
続きを読む

【木村佳乃】“スーパー極秘”って、どれだけ内緒なんだ!って感じでかわいいですよね(笑)!実は私自身は、サプライズって苦手なんです。すぐポロって言っちゃったり、わかりやすいリアクションを取っちゃうのでバレてしまって…。でも、2年くらい前に、長くお世話になっているスタッフさんのサプライズパーティーを企画したときには、大成功してうれしかったです。心を鬼にして、バレないように気をつけました(笑)。
──ご自身がサプライズをされることはありますか?
【木村佳乃】そういうエピソードが今、パッと思い浮かばないんですが、サプライズをされるのも苦手かもしれない…。サプライズをされた瞬間、うまく驚けなくて真顔になっちゃうかも。うれしいけど、それが表に出ない、みたいな感じで。でも、いざサプライズをされたら、すごく驚いちゃうかも。驚きすぎてけがをしないように気をつけます(笑)。
続きを読む
──では最後に、たくさんの人に観ていただきたい作品だと思いますが、特にこんな人におすすめしたい、というアピールをお願いいたします。

【木村佳乃】小さいころに「トーマス」を観ていた方は男性が多いと思うのですが、そんな男性がパートナーを連れてデートで観てみるのはどうでしょう。「小さいときに、『トーマス』を観てたんだ」みたいな話題も盛り上がりそうですし、あまり「トーマス」に詳しくないという女性も、ニアやカナなどかわいらしいキャラクターも増えているのでお気に入りのキャラクターが見つけられるんじゃないかなと思います。
──そのデートではぜひ、“スーパー極秘サプライズ”も用意していただいて。
【木村佳乃】それはいいですね(笑)!もちろんお子様も、映画館に一緒に行かれる保護者の方にも楽しんでもらえる作品です!
続きを読む


『映画 きかんしゃトーマス いっしょに歌おう!ドレミファ♪ソドー島』
2026年3月27日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、全国のイオンシネマほかロードショー
原作:「汽車のえほん」ウィルバート・オードリー
【声の出演】
田中美海、越乃奏、大久保瑠美、古賀英里奈、山藤桃子、山下七海、土師亜文、竹内恵美子、武内駿輔、内野孝聡、神本綾華、細谷カズヨシ、久遠エリサ、岡本幸輔
主題歌:木村佳乃「みんなでひとつになる!」/ゲスト声優:イモトアヤコ
2025年/アメリカ・カナダ/約63分/ヴィスタ/カラー/5.1ch/日本語
原題:Sodor SINGS Together
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ
続きを読む
配給:東京テアトル
配給協力:イオンエンターテイメント
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
撮影=TOYO
取材・文=大谷和美
(C)2026 Gullane (Thomas) Limited.
記事一覧に戻る