
「怖かったら一杯無料」を謳い文句に、実話ホラーを語ってくれる客を待つ、スナック店主兼シナリオライターのエミ。霊感ゼロながらも、なぜか彼女の元には続々とコワイ話が集まってくる…。そんな珠玉の“コワイ話”を1話完結で展開していく漫画「丑三つ時、コワい話はこのBarで」。そこにつづられているストーリーは、フジテレビ「ほんとにあった怖い話」や「呪怨 THE LIVE」の脚本家でもあり、本作の原作者・穂科エミ(@hbdg1999)さんが集めた実話がもとになっているというから驚きだ。今回は、「黒い影」の前編を紹介するとともに、原作者の穂科エミさん、漫画を担当している近原さんのお2人に話を伺った。
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原作者・穂科エミさん&漫画担当・近原さんインタビュー



今回のエピソードは、洋子がハワイで体験した奇妙な出来事がテーマ。彼女が子供のころから繰り返し見る夢に登場する“ある場所”に、現実のハワイで遭遇するところから始まる。
「丑三つ時、コワい話はこのBarで」は、原作者である穂科さんが人から聞いた話や、穂科さん自身の実体験エピソードがもとになっているという。本エピソードの元になった話を聞いたときの印象を穂科さんに伺うと、「本編でも書かれておりますが、私自身、人の見た夢の話ほどおもしろくないものはないと思うほうなのですが、この悪夢についてはとても臨場感があり、怖い話として驚くほど成り立っている夢だったので、とても興味深く聞かせていただきました」と教えてくれた。
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「ずっと同じ距離を保って現れていた謎の人物がいきなり近づいてくるあたりは、絵で見てゾッとしました。夢とはいえとんでもなく怖いなあと…」と作中のあるシーンについて語る穂科さん。今回のお話「黒い影」で気に入っているシーンのひとつだそうで、とても印象に残っているのだという。
漫画を担当している近原さんに、本作の制作で大変だったところを聞いてみると、「不気味な体験というよりも最終的にはほっこりするお話だったのですが、その切り替えのタイミングに迷いました」とのこと。さらに「この作品を読んで、ほんのり追体験で涼を感じていただければと思います」と読者にメッセージを送った。
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是非、あなたもこの“少し怖い”夢の世界を追体験してみてほしい。
取材協力:穂科エミ(@hbdg1999)、近原
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