元宅配ドライバーのゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんが描く宅配業者のエピソード。今回は、時間指定の話。荷物の受け取りを「19時~21時の時間指定」にしているが、間に合うかギリギリ!19時2分に帰宅すると、もう不在票が入っていた!そんな「時間指定」のお話を紹介するとともにゆきたさんに話を聞いた。
時間指定の2分を過ぎたら、もう不在票が入ってた~!

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時間指定について描いたきっかけを聞くと「19時-21時の時間指定に間に合うように急いで帰ったら、『19時2分』などギリギリの時間に不在票が入っていて悔しい思いをした、みたいなお話をネット上でもたまに見かけることがあり、あるあるなのかな?と思って取り上げました」と、ゆきたさん。

「場合によっては、宅配ボックスやコンビニ受け取りを利用してもよいのかもしれませんが、ものによっては利用できませんよね。クールや代引き、大きな荷物なんかは時間指定するしかない場合も多いと思います」と、荷物によって受け取り指定ができないものもあると話す。
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「配達員の立場からすると19-21時は基本的にはですが、配達がきつい時間帯であることが多いかなと思います。もちろん数が少ない日もあるのですが、少ない場合は配達員の数を減らして(早く帰らせる)対応する場合も多く、その分配達エリアも広がってきつくなりますね。僕らも会社から、だぶついている稼働は絞るように言われるんですよ。そこはやっぱり営利企業なので…。最短コースですべてのお客さんが間に合うように走るので、その分『融通が利かない』と言われたらそうかもしれないと思います」

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宅配業者も働き方改革があるようで、「昔は19時ごろに不在票を入れたお客さんから21時ごろに電話が来て再配達に呼ばれたりしたものですが、今は19時以降電話を受け付けていないのが普通なのかなと思います。これも宅配会社のやり方が変わった部分かと思いますねー」

またブログには「朝の8時ごろやってくる配達員がいる。なぜあんなに早いのか?」という質問もあり、「現場にもよるので一概には言えないと思うのですが、自分の見てきた範囲でお話すると下請けドライバーさんたちは朝が非常に早かったです。 ブログでは何度か描いておりますが、宅配便の仕事は朝が一番忙しいです。なので配達員はみんな『少しでも早く出車したい』と思っています」と、話す。
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時間指定と配達ルートの最適化は、日々の課題でもあるようだ。できるだけ効率的に届けたいと心がけている配達員の奮闘ぶりに興味がわいた人は、本作と併せてブログ「運び屋ゆきたの漫画な日常」をチェックしてみよう。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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