
愛猫・麦くんとの猫生活を描く、麦ママさん(@migi0.715)。あるご縁で「花くん」という新しい家族を迎えた麦ママ宅では、愛猫「麦vs花」のある闘いが密かに起こっていたという。Instagramのフォロワー数は13万人を超える麦ママさんの猫漫画より「凍てつく目」を紹介する。
弟猫を巡る家族の愛憎劇



新しい家族の花くんを迎えた経緯について、麦ママさんは次のように話す。「花(オス)は麦の兄弟猫で、これまで麦の生まれたお家で暮らしていた猫なのですが、この度飼い主さまがご逝去されまして…」と、花くんを育てていた飼い主の方に頼まれ、花くんを正式に家族として迎えたという。
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花くんは「これまで花を育ててくださった方が男性だったので、最初は私よりも夫に懐いていました。でも、やはり時間の問題で(笑)」と、麦ママさん。先住猫の麦くんは、甲斐甲斐しくお世話をしてくれる麦パパには塩対応だった。しかし、お世話をすると花くんが甘えてくれて、麦パパはとてもうれしかったようだ。
ただ、「一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、花は私のことが大好きになってしまいました。自宅で仕事できる環境ゆえの勝利です(笑)」と、麦ママさんはニヤリと笑う。
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嫉妬スパイラルと永遠の課題
麦ママさんは、花くんを独占しようとする「花くんを返せ」という強烈な嫉妬を麦パパから受けることになる。お膝を独占する花くんを背後からじとーっと、恨めしそうに見る麦パパの視線は痛いという。
「えーと、正直嫉妬されても困ります(笑)。花の甘えん坊時間を確保するため、私だってやりたいことを我慢することがあります。片手間に甘えん坊させるのはかわいそうなので、進めたい仕事の手も止めますしね。こちらの立場に立ったことがないので、私の気持ちをわかってくれとは言えませんが、とりあえず睨むのはやめていただきたいです(笑)」
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さらに、遠くからジッと麦ママさんに恨めしそうな視線を送る、麦くんの姿もある。花くんが自由に甘えてくるのに比べ、麦くんは花くんがいる場所ではママには甘えにくい性格だという。麦くんと花くんで麦ママを「独占したい」を巡る闘いで、麦くんが冷たくなってしまったと感じている。
「多頭飼いで嫉妬しちゃう猫ちゃんの相手はどうすればいいんでしょうか?」と悩む麦ママさん。「この問題は、現在も未解決のままです!どちらかを甘えさせたら、片方が嫉妬してしまう!問題の解決方法は、私が分裂するほかなく…。きっと永遠の課題になるのではないかと思っています」と語る。
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「今は『片方甘えさせたら、もう片方もべらぼうに甘やかす』という方法をとってなんとかやっていますが、甘えん坊スパイラルから抜け出せないので、何の解決にもなっていません(笑)」
麦ママさんが歩けば、麦くんも花くんも息子くんも後ろをぞろぞろついて歩く。愛されるのも楽じゃないという、麦ママさんであった。
取材協力:麦ママ(@migi0.715)
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