2025年9月24日、なんばパークスにファミリーフレンドリーストアとティー&カフェの2店舗が仲間入り。これで、なんばは3つのスタイルを一度に楽しめるエリアになった。家族でくつろぐ時間も、ひとりでほっと一息つく時間も、どれもこの街で叶う。歩けばふわっとコーヒーの香りが漂い、笑い声が混ざり合って、なんばの空気が少しやわらかくなる。今回は、それぞれの店舗が届ける“なんばらしさ”あふれるスターバックスの魅力を紹介!

大阪市内初のファミリーフレンドリーストアが誕生!なんばパークス6階店に広がる“エデンの庭”
まず足を運びたいのが、家族みんなで楽しめる“ファミリーフレンドリーストア”。全国で5店舗目となる新しいフォーマットで、大阪市内では初登場だ。子どもも大人も一緒にリラックスできるように設計され、ベビーカーでも入りやすいゆったりとしたつくり。だからこそ、都会の真ん中でもほっとできる場所になっている。
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店内はガラス越しに光がやわらかく差し込み、6階ならではの開放感が心地いい。靴を脱いでくつろげる席や縁側のようなスペースもあり、親子でゆっくりと過ごせる。「ここは広い空間に落ち着いた空気が流れています。お子様連れの方にも、それ以外の方にも自分の時間をゆっくり過ごしてもらえたら」とストアマネージャー(店長)の太田黒さん。自然を感じながらのびのびできる場所を目指したという。

さらに奥へ進むと、“エデンの庭”をテーマにした“シークレットガーデン”が広がる。ヒメリンゴの木をはじめ、約50種類の植物が育ち、季節ごとに表情を変える。昼は緑がきらめき、夜はライトアップが幻想的だ。自然の変化に誘われて、思わず足を止めたくなる。「植物の話題をきっかけに、お客様同士や私たちパートナー(店員)との会話が自然に広がるんです」と太田黒さん。落ち葉が舞い、紅葉が色づく頃には秋の気配がふんわり漂う。
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時間帯によっても雰囲気は変わる。昼はベビーカーを押す家族でにぎやかに、夕方になると学生や仕事帰りの人たちが集い、ゆったりとした時間が流れる。「どんな時間帯でも、ここで会話やつながりが生まれてほしい」と太田黒さん。地域の人も観光客も、思い思いの過ごし方ができるのが魅力だ。
おすすめは、子ども向けの「キッズ フラペチーノ(R)」や親子でカスタマイズできるセット。スターバックス ラテのミルクをオーツミルクに変えたり、蜂蜜やチョコレートを添えたりと、親子で“自分だけの一杯”をつくる楽しさがある。「ラテはミルクの変更も自由。お子様と一緒に楽しめるカスタマイズもご用意しています」と太田黒さん。あたたかい気持ちが広がるこの場所には、自然と笑顔が集まっていく。
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優しく心を満たすひとときを。香りに包まれて穏やかに過ごせる、なんばパークス2階のティー&カフェ
次に紹介するのは、全国に24店舗あるティーに特化したスターバックス ティー & カフェ。今回なんばエリアに初出店した。関西では初めて“ハーバルティーをテーマにした色あざやかな空間”が登場。ここではティーが主役で、ブリュード ティー、ティー ラテ、ティー クリエイション、ティー フラペチーノ(R)など、約20種類のビバレッジがそろい、店内いっぱいに香りが広がる。


「ティーは“色”もおいしい。カップの中の変化を眺めてほしいです」とストアマネージャーの藤井さん。おすすめは「一杯ずつ提供するアールグレイ ブーケ ディライト」。ティーポットで抽出する様子を見ながら飲むことで、花々がブーケのように重なり、時間とともに香りが移ろう。「ひと口目は目を閉じて。香りの広がりと共に気持ちが落ち着き、ふっと満ちる時間になります」と微笑む。ゆっくり味わうと、印象が変わっていき、心がすっとほどけていくようだった。
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バーカウンターティーウォールには、パッションティーのようなあざやかな色味が印象的に映える。115席ある店内は、穏やかな空気が流れている。「どの席でも同じ体験を届けられるよう、視野を広く持っています」と藤井さん。作業音や足音が響きすぎないように気を配り、離れた席にも同じ温度感を届ける工夫を欠かさない。だからこそ、空間全体に“整う時間”がやわらかく行き渡る。



そして、「アメリカンワッフル」は、スターバックス ティー & カフェ限定のカスタマイズも人気。ワッフルにバニラアイスとストロベリー果肉を添えた一皿は、見た目も味も贅沢。ティー ラテにバニラアイスクリームをのせて“ティー フロート”にするカスタマイズもおすすめで、甘い香りと紅茶の香りがふんわり重なり合う。「なんばには選べる一杯がたくさんあります。ティーは、日常の中で気持ちを整える時間をお渡しできる選択肢です」と藤井さん。大阪で初めてのティー & カフェは、コーヒーとは違う豊かさを添えてくれる。
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なんばから“のめり込むコーヒー体験”を発信。なんばスカイオ3階のスターバックス リザーブ(R) バー
最後に紹介するのは、「なんばスカイオ3階」のリザーブ(R) バーを併設したスターバックス。「日本に5つしかない特別な店舗なんです。なんばから“のめり込むコーヒー体験”を発信したい」とストアマネージャーの小松さんは語る。カウンターに立つと、丁寧にドリップを始める姿が印象的だ。広がる香りに思わず深呼吸したくなる。なんばらしい人のあたたかさと距離の近さが、この店の魅力である。おすすめはプアオーバー。豆の個性を一番素直に感じられる入れ方で、同じ豆でも日によって香りが少し変わるという。「今日はリンゴのような香り、明日はチョコレート感が出るかもしれません。その違いを感じてもらえるのが楽しいんです」と小松さんは話す。

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2018年にオープンしたこの店舗では、バリスタたちが多彩な抽出方法で一杯を仕上げる。中央のカウンターでは、お湯の音や香りが間近に感じられ、つい見入ってしまう。初めて訪れる人には、抽出器具ごとの特徴を丁寧に案内。家でも馴染みのあるプアオーバーはすっきりとした味わいに、クローバーはコーヒーオイルのコクをしっかり感じられる。お湯の温度は90〜96℃ほど。同じ豆でも入れ方によって味が変わる、その奥深さを体験できる。

抽出を担当するのは“その時にいるパートナー”。誰かひとりではなく、チーム全体で支え合うスタイルだ。提供前には必ず味を確かめ、納得がいかなければ「もう一度入れ直します」と伝える。その姿勢が信頼を生んでいる。小松さんは「スターバックスにはコーヒーを入れる所作を磨く文化があります。新しい仲間を優しくく導く雰囲気が心強い」と話す。経験豊富なバリスタと新しいパートナーが肩を並べ、日々一杯一杯に想いを込めている。
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常連客の中には、毎朝同じ豆を選ぶ方もいる。その人が“今までで一番おいしい”と感じたのはわずか2回しかないのだとか。「その3回目を目指して毎日挑んでいます」と小松さんは言う。今日もカウンターの向こうでは、香り立つ一杯が静かに仕上がっていく。
その日の気分で選べる、なんばのスターバックスへ
家族と過ごすあたたかな時間も、ひとりで過ごす穏やかな時間も、ここならどちらも楽しめる。なんばの街には、特徴のあるスターバックスが集まり、それぞれの個性が響き合っている。気分に合わせて立ち寄れば、香りや光の違いが迎えてくれるはず。なんばに来たら、3つの店舗を巡りながら“自分だけの一杯”を見つけてみてほしい。人と街がつながるこの場所で、小さな発見とぬくもりに出会えるはず。
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