ウォーカープラス

全国的に盛り上がりを見せるコーヒーシーン。飲食店という枠を超え、さまざまなライフスタイルやカルチャーと溶け合っている。なかでも関東エリアは、伝統的な喫茶店から最先端のカフェまで、さまざまなスタイルの店が共存する、まさに日本のコーヒー文化の中心地。


東京をはじめ、関東近郊にある注目店を紹介する当連載。店主や店長たちが教える“今、注目すべき”ショップをつなぐ、コーヒーリレーの旅へ。


店は梅島駅から綾瀬方面に歩いて5分ほど


第10回は東京都足立区にある「maruca coffee(マルカ コーヒー)」。梅島の駅からほど近い、街の豆屋として親しまれるロースタリーだ。店主の加藤さんは元公務員で、40歳代で焙煎士になるという夢を叶えた。軽井沢の名店で出合ったスペシャルティコーヒーに衝撃を受け、​​猪突猛進に突き進んだコーヒー人生。開業前には「富士珈機」に勤め、多くのカフェ店主たちと出合い、母のような存在で見守っていた歴史も。そんな彼女の開業までのエピソードを見てみよう。


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