チーズを中心としたフランス乳業製品の広報活動を行うCNIEL(フランス全国酪農経済センター)が、欧州連合(EU)の支援を受け、2025年11月8日(土)と9日(日)の2日間、フランス産チーズの秘密を解き明かす体験型イベント「Fromage Lab -ようこそ、フランスチーズの実験室へ-」を、「Rand表参道」(東京・渋谷)にて開催する。

CNIELは、2024年から2026年までの3年間、EU産チーズ、特にフランス産チーズの魅力を伝えるキャンペーン「Authentic Cheeses ~Crafted in Europe, Perfected in France~」を実施中だ。
続きを読む
このキャンペーンの目的は、“フランス産チーズへの信頼感”をより多くの人に持ってもらうこと、そして、日本の消費者それぞれに“Perfect=理想的”なフランス産チーズを見つけてもらうことで、フランス産チーズに関するさまざまな情報を発信している。
2025年11月8日(土)と9日(日)の2日間開催されるイベント「Fromage Lab -ようこそ、フランスチーズの実験室へ-」は、来場者が“フランスチーズの研究員の一人”となって、五感を使い、フランス産チーズの新たな魅力を発見し、学んでいく…という内容。
続きを読む

チーズの熟成段階ごとの違いやペアリングを体験しながら学べるセミナーや、フランスのチーズ専門家と一緒に、自分好みのフランスチーズを診断するブラインド・テイスティング体験、チーズサンプリングプレートの無料配布などが予定されている(※セミナー・ワークショップの事前申し込み枠は受付終了しているが、当日席も用意されている。サンプリングプレートは配布予定数量に達し次第終了)。
ちなみに同イベントに先駆け、CNIELの広報活動の一環として、レストラン「バール ア フロマージュ スーヴォワル」(東京・世田谷)にてメディア向け体験会が実施され、熟成チーズについての説明があった。
続きを読む

一説では、現在フランスには約1400種類ものチーズが存在しているというが、そんななかで、伝統的な製造方法や文化的なノウハウを知るチーズ職人たちは、その土地のテロワール(土壌・地形・気候)特有の風味を体現したユニークなチーズを作り出しているそう。そして、風味を高めたり、食感を変化させたり、個性を生み出すために、“チーズ熟成士”なる職人がチーズを最高の状態にして消費者に届けてくれているという。

続きを読む

これから実施される体験型イベント「Fromage Lab -ようこそ、フランスチーズの実験室へ-」のセミナーでは、そんな熟成チーズの魅力を、チーズプロフェッショナル協会の講師がレクチャーしてくれる機会もあるので、ぜひ参加して、熟成期間によって異なるチーズの見た目や香り、味、食感を五感で感じてみてほしい。
取材・文=平井あゆみ
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
記事一覧に戻る