
昔から漫画を描くことが好きな藤やすふみさん(@y_asufumi100)は、X(旧Twitter)や投稿サイトにて短編漫画『都市伝説に求める女』を公開している。主人公のかごめが、有名なものからマイナーなものまで数々の都市伝説に遭遇する物語だ。今回は、怪談話として知られる「見えてるくせに」のエピソードを紹介するとともに、作者に幽霊に対する考えを聞いた。
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異様な気配の女性が「見えてるくせに」



都市伝説「見えてるくせに」は、交差点などで異様な気配を放つ女性(幽霊)を無視しようとすると、すれ違いざまにその女性から「見えてるくせに」と声をかけられてしまうという怪談話である。
主人公のかごめが交差点にいると、向かい側にいる髪の長い女性にふと視線が行く。信号が青になり二人がすれ違う瞬間、その女性はかごめをじっと見て「見えてるくせに」と言い放つ。普通の人なら幽霊を怖がるだろうが、なんとその後かごめは「オフコース」と視線を合わせて回答、その後も幽霊を逃がさず、逆に幽霊が「見ないで―!」と悲鳴を上げるのだった。
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「かわいいワンちゃん以外とは目を合わせません」
作者の藤やすふみさんに、もし幽霊が見えたら、この都市伝説と同じように幽霊を無視すると思うか尋ねた。すると、「無視します。というか、相手が誰でも凝視するのは失礼だと思うので、歩くときはかわいいワンちゃん以外とは目を合わせませんね」と回答した。
幽霊は霊感がある人がわかるようで、見えると幽霊が寄ってくるとも言われている。『都市伝説に求める女』はホラー漫画でありながらユーモアも溢れる短編漫画だ。都市伝説やホラーに興味がある方は、この機会にぜひ読んでみることをおすすめする。
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取材協力:藤やすふみ(@y_asufumi100)
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