婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、惹かれ合う。そして付き合い始め、ついには同棲まで!だけど、一緒に生活をしてみると、今までの生活ペースを変えなければならない大変さに気づき…。
古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。現在9巻まで発売されている同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。
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作者のコニシ ナツコさんインタビュー
「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者、コニシ ナツコさんに話を聞いた。
――本作のなかで、コニシさんが読者に一番「ここをぜひ見てほしい!読んでほしい!」とおすすめしたいシーンを教えてください。
アイコは周りの空気に流されがちで、こうきとの関係が進むたびに問題に直面し、最終的にこうきからの言葉や行動で新たな気づきを得ます。毎回こうきがどんな言葉をアイコにかけているのか、ぜひ注目してもらいたいです。
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特にこうきに同棲を提案されたあと、アイコは結婚前の同棲についてネット上のさまざまな意見に不安になったり、占いに頼ったりして自分を見失います。それがどんな形で解決するのかというシーンは、とても楽しく描きました。


――9巻までの制作でこだわったところ、印象に残っているシーンなどがあれば教えてください。
本作は真逆の価値観を持つ2人が出会い、恋愛を通して互いが成長していく物語です。2人は極端な価値観の持ち主なので、「彼らのなかに蔓延る考え方を変えるにはどんな出来事が必要だろう?」と各巻で起こる事件を毎回苦労して考えました。印象に残っているのは2人が同棲を始めたあたりでしょうか。結婚願望が強いはずのアイコが会社のトイレで「やっと1人になれたー!!」とひと息つくシーンは、多くの人に共感してもらえそうかなと思います。
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――本作を描いていて、コニシさんが一番やりがいを感じたり、楽しいと感じるのはどの瞬間ですか?
お話を考えるときが一番苦しいのですが、一番楽しいのもその時間かもしれません。キャラクターが生き生きと動いてくれるときは楽しいです。
「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!
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取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
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