株式会社イズミセが運営するお酒のオンラインストア「ユニークなお酒との出会い 酒日向(さけひなた)。」(以下、酒日向)から、ユニークな日本酒「マンチカンのしっぽ さけ」が、2025年9月30日に販売開始された。猫好きは必見というマンチカンをイメージした日本酒とは一体どのようなお酒なのだろうか?

愛らしいしっぽを表現!お酒初心者にもおすすめの甘口で見た目もかわいい日本酒とは?
「マンチカンのしっぽ さけ」(定価1980円)は、ふわふわの毛と短い足で人気を集めるマンチカンの愛らしいしっぽをイメージした日本酒。醸造には、ワイン酵母も使われており、口に広がる優しい甘みのあとに、きゅっとした酸味が追いかけてくるユニークな味わいが特徴だ。ちょこんと顔をのぞかせる酸味は、キュートだが凛々しくぴんと立ったマンチカンのしっぽを表現している。
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「マンチカンのしっぽ さけ」はボトルのデザインもかわいい。ラベルにはふわふわの毛並みでしっぽをぴんと立てたマンチカンが描かれており、その愛らしいデザインは手に取る人の心をつかむこと間違いなし。日本酒初心者や甘めのお酒が好きな人への贈り物はもちろんのこと、「日本酒なのにかわいい」というSNS映えするプレゼントや、猫好きの人への記念日のお祝い品など幅広い層にリーチする、見て“かわいい”、飲んで“おいしい”1本だ。

「酒日向」おすすめ!ユニークなコンセプトを持つお酒3選
「マンチカンのしっぽ さけ」を販売している「酒日向」には、ほかにも特徴的なお酒が多数そろっている。今回は、「マンチカンのしっぽ さけ」以外にもおすすめしたいユニークなお酒3選を紹介!
まず1つ目は、名前のインパクトが強い「もし君がこのまま起きなかったらどうしよう 辛口 純米大吟醸」(定価4950円)。蔵元でしか味わえなかった生酒の鮮度を、自宅で楽しめるようにマイナス30度で急速冷凍して発送するユニークな日本酒だ。精米歩合50%の大吟醸ならではの上品な甘みと酸味のバランスを保ちつつ、凍った状態からゆっくり解凍することで、蔵元で飲むような“究極の鮮度”を体験できる珍しい1本となっている。
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理想の飲み方は、マイナス5度の日本酒セラーでゆっくり解凍して飲む方法だそう。しかし、冷蔵庫解凍で、少しシャリっとした状態でまず1杯楽しんだあと、温度変化による味わいの変化も楽しみながら2杯目以降を楽しむという飲み方もおすすめだ。

2つ目は、エビフライとのペアリングを意識して作られた「エビフリャ アウネン トロッケン」(定価2750円)。日本産ブドウをブレンドした日本ワインで、甲州の繊細なグレープフルーツの香り、デラウェアの蜂蜜のような甘い香り、シャインマスカットやマスカット・ベーリーAの華やかな香りが複雑に調和し、泡が食欲をそそるさわやかな味わいとなっている。名前の通り、キンキンに冷やしてエビフライと一緒に楽しむのがおすすめの飲み方。レモン+塩、タルタルソース、ウスターソース+マスタードなどさまざまな組み合わせで、酸味・苦味・甘味の絶妙なハーモニーを楽しめる。

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最後は、夜のリラックスタイムにぴったりな「眠れぬ夜のミルクティー」(定価2750円)。世界三大銘茶のひとつ「ウバ」の茶葉とソイミルクを使用したミルクティーリキュールで、グラスに注いだ瞬間パッと広がる、トロ〜リ甘い茶葉の香りはリラックス効果抜群だ。アルコール度数も5%と軽めなので、強いお酒が苦手な人にもおすすめだ。

ストレートで香りと味を楽しむ飲み方のほか、ホットやアイスにしてアレンジするのもおすすめ。寒い夜はお湯で割ってホットミルクティー風に。あるいは、濃く淹れた紅茶に注いで“真夜中のティータイム”として。または、氷を入れてアイスミルクティーとしてもおいしい。紅茶の香り、ミルクのコクとちょっぴりのアルコール感で、夜の至高のリラックスタイムを過ごそう。

担当者インタビュー
今回は、「酒日向」を運営する株式会社イズミセの担当者に、「マンチカンのしっぽ さけ」の開発背景や、「酒日向」の特徴などについて聞いてみた。
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――「マンチカンのしっぽ さけ」の商品開発のきっかけを教えてください。
日本酒というと「渋い」「難しい」といったイメージを持たれがちですが、私たちはもっと気軽に、感覚的に楽しめる日本酒を届けたいと考えています。そんな中で着目したのが、短い足とふわふわの毛並みとしっぽで人気の猫「マンチカン」です。その愛嬌のある姿や仕草は、世代や性別を問わず多くの人の心を和ませてくれます。近年はSNSでも“見ているだけで癒やされる存在”として人気を集めており、この「見ているだけで笑顔になれる愛らしさ」を、お酒の味わいとデザインで表現できたらおもしろいのではないか、という発想から企画がスタートしました。
日本酒を普段飲まない人でも「猫が好き」「マンチカンを飼っている」「かわいいパッケージに惹かれた」というような理由で、日本酒を手に取るきっかけとなるお酒を目指しています。決まったお気に入りの日本酒を愛飲している人にも、新しい日本酒との出合いのきっかけとなればと考えています。
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また、実際に猫を飼っている人やマンチカンを好きな人に、「かわいい!」「飾っておきたい!」と感じてもらえるような存在を目指しました。お酒に詳しくなくても、“愛猫を思い出して選ぶ1本”や“猫好きの友人へのギフト”として手に取ってもらえるように、猫グッズやペット関連アイテムと並んでも違和感がないほど、ビジュアル面での完成度を重視しました。

――「マンチカンのしっぽ さけ」の開発でこだわった点を教えてください。
開発段階で最もこだわったのは、マンチカンらしい“味の個性”をどう表現するかという点です。短い足でちょこちょこ歩く姿や、ぴんと立ったしっぽのかわいらしさをイメージしながら、口に含んだ瞬間のほのかな甘みから、あとに続くきゅっとした酸味への変化で、“ふんわりやわらかく、でも芯がある”味わいを目指しました。
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丸く優しい甘みの中に、しっぽのようにピンとした酸味を効かせることで、あと味はすっきりとまとまり、何度でも飲みたくなるバランスに仕上がっています。日本酒度マイナス20というしっかり甘口ながら、酸度3.1という高めの酸のおかげで、あと味は軽やかで飲み飽きない。そのバランスが、まさにマンチカンのしなやかさと愛らしさを感じさせる一杯になりました。
――「マンチカンのしっぽ さけ」の日本酒としての特徴を教えてください。
華やかでフルーティーな香りと、ふっくらとした優しい味わいを持ち合わせた日本酒を醸し出すことができる酒米「夢しずく」を使用しています。また、ワイン酵母も採用しており、フルーティーなエステル(香気成分)やアロマを引き出し、ふわっとした甘みと香りを醸し出しています。
数値だけ見ると非常に甘口ですが、実際の飲み心地は甘みと酸が両立しているため、普段日本酒を飲まない人でも受け入れやすい仕上がりです。ワインや甘めのリキュールに親しんでいる人にも、好印象を持っていただけるような味わいです。
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――オンラインショップ「酒日向」の特徴を教えてください。
テーマは、“ユニークなお酒との出合い”。単においしいだけでなく、ストーリーや個性、デザイン性に心が動くお酒を造っています。「かわいい」「おもしろい」「ちょっと変わってる」。そんなきっかけで手に取ってもらえるようなラインナップをそろえ、日本酒や果実酒、お酒自体に馴染みのない人にも、気軽に楽しんでもらえる世界を作りたいという想いからスタートしたオンラインショップです。
――「酒日向」開設の経緯はどのようなものだったのですか?
開設のきっかけは、「お酒が苦手」という人たちの多くが、実は“きっかけ”を持たないだけだと感じたことです。たとえば、ラベルのデザインやコンセプトに惹かれて手に取ったお酒が、意外と飲みやすくてハマってしまう。そんな “出合いのきっかけ”を届ける場所にしたいと考えました。
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また、取り扱うお酒は、味わいや香り・余韻・デザインなどのトータルバランスを大切にしています。「どこかに誰かの“お気に入り”がきっとある」という想いのもと、ワクワクする個性豊かな銘柄を丁寧に紹介しています。
――最後に一言お願いします!
「酒日向」のお酒は、誰かに楽しんでもらうために生まれた、ちょっと変わった個性派ぞろいです。見た目や名前に心を動かされて手に取ったその先に、思わず笑顔になる味わいを用意しています。お酒に詳しくなくても大丈夫です。猫や動物、かわいいラベルやちょっとユニークなストーリーが、最初のきっかけになるかもしれません。まずはラベルや名前で手に取り、香りや味で楽しむ、そんな “出合いの体験”をぜひ味わってみてください。小さな驚きとワクワクを、おうち時間やギフトのひとときに添えて。皆さまの笑顔と乾杯の時間が、より豊かで楽しいものになりますように。
猫好きの心をつかむユニークなコンセプトと、本格的な味わいを両立させた「マンチカンのしっぽ さけ」。日本酒の新しい扉を開くこの1本で、癒やしのひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。ほかにもユニークなお酒が並ぶ「酒日向」も要チェックだ。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
文=平岡大和
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