ウォーカープラス

新しい文房具は、いくつになっても心をときめかせてくれる。書き味のよいボールペンだったらなおさらのこと。


日本で初めて国産ボールペンが作られたのは今から70年以上前の1949年のことだ。世界初のボールペンから数年ほど遅れての開発だった。


日本のボールペンはその後、独自の進化を遂げ、1980~1990年代に日本のメーカーが開発したゲルインクボールペンは、そのなめらかな書き味で世界的に広まった。2000年代以降は「なめらかさ」や「速乾性」といった機能性でさらに進化を遂げ、その高品質で壊れにくい特性から、海外ユーザーの熱い支持を得た。


現在、ボールペンは日本の文房具市場において最も売上高の大きいカテゴリーの一つに成長しており、日々進化し続けている。


本記事では、日本の文房具の歴史を語るにあたって欠かせないZEBRAにフォーカスし、ボールペンの過去と現在、未来を深掘りする。


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