
残暑が厳しい9月はお家でのんびり漫画三昧?本稿では2025年上半期にバズった漫画を紹介。
ぺ子さん(@peko_comic)は、SNSやブログを中心に実話に基づいた作品を公開している。彼女が投稿した『原因は、俺…?』は、フォロワーの体験談を基に描かれ、注目を集めている。今回は、本作を紹介するとともに、著者に自身の不妊治療の体験談についても聞いた。
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検査結果で精子の数はゼロだったんですよね?



不妊の原因が自分にあるという衝撃的な事実を知った夫。すると、妻は医師に男性不妊に対する治療法はないか尋ねた。医師はtese(巣内精子採取術)という治療法について詳しく説明する。
しかし、夫は「あの!検査結果で精子の数はゼロだったんですよね?」「そしたら、それはやっても意味がないんじゃ…」と不安そうに尋ねる。医師は、実際には治療をしてみないとわからないと答えた。さらに、teseは当時1回につき50万円ほどかかると言われ、夫婦は予想を上回る金額に驚いてしまう。
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2人は病院を後にすると、妻が「…原因がわかってよかったね」と夫を励まそうとした。しばらく黙っていた夫はようやく口を開き、「離婚しよう」と妻に告げる。
これまで2年間タイミング法は全く効果がなく、妻だけに原因があると思い込んでいた夫。だが、子どもができる見込みがないとわかった夫は離婚を決意したのだった。夫は「…俺とは離婚してほかの人と一緒になって…子どもがいる幸せな未来を歩んでほしい…」と涙ぐみながら話す。しかし、その話を聞いていた妻から、夫は意外なことを聞かされるのであった。
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「不妊の原因は男女比半々」…作者が語る自身の体験談
不妊の原因が自分にあると知った夫はショックだったと思う。一般的には不妊の原因は女性にあるという考えが多いが、ぺ子さんはどう思うか尋ねると、「不妊の原因の男女比は半々くらいだったと思います(WHOの報告より)。ただ、妊娠・出産は女性にしかできないので、そのイメージから派生して不妊も女性に主に原因がある、と思われるのではないかなあ、と個人的には思います」と、自身の見解を語った。
ぺ子さん自身の不妊治療体験について尋ねると、「私は多嚢胞性卵巣で、検査した時には3カ月ずっと無排卵だったことがわかりました。しかも、夫も精液検査をしてみると運動率の数値などが低め…。それでも不妊治療を行い2人を授かりました(最後の1人は自然妊娠)」と明かした。「治療すれば必ず授かるというわけではありませんが、もし『不妊治療が気になる』のであれば、まずは病院に相談からでもしてみることをおすすめします」と、読者にアドバイスを送った。
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ぺ子さんのSNSやブログでは、他にも多くの作品が投稿されている。興味がある人はぜひ読んでみてほしい。
※この作品は事実に基づいたフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。
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